
こちらのCM画像は26日、英トーマスクック・グループ傘下のデンマークの大手旅行代理店、『Spies Rejser』がYouTubeに投稿したもののスクリーンショットである。そのタイトルが“Do It For Denmark!”、デンマークのために“ヤッテください!”とあるのだ。幼い子のいない公園。誰も遊ばない遊具に老夫婦が佇んでいるベンチ。急激な右肩下がりとなり、2012年には人口1000人あたりの出生数が10.4人にまで落ち込んだ。いきなりこんなシーンで始まるこのCMは、人々に「超少子高齢化でこの国の財政、年金制度は大変な危機にさらされています。この問題を解決できるのは休日の旅行。皆さん、愛する人と一緒にどんどん旅行を!」と呼びかけている。
『Spies Rejser』社はカップル、夫婦のメイクラブに関する意識を調査した。多くの女性が「ベッドを楽しむ気になれるのは週末」、「この気候が陰鬱。非日常的な場所でのロマンチックな気分が必要」と考えており、週末のセックスで妊娠した人の割合が多かったという。そのため彼らは、もしもこの国の男女がパリのようなロマンチックな都市にどんどん出かけるようになれば、ムードも気分もアップし、妊娠へとつながるのではないかと考えたのだ。その取組みの真剣さが表れているのはココ。「もしも私どもの旅行を利用していただいた後に妊娠が発覚した場合、オムツ3年分と家族旅行をプレゼントしますよ!」とある。また