この画像の男性は、米ネバダ州出身のウェスリー・ウォーレン・Jr.さん。5年の間にどんどん肥大してしまった陰嚢の腫瘍に苦しんだ末、昨年春にラスベガスの大きな病院で摘出手術を受けたが、残念ながらこのほど49歳の若さで他界。心臓発作を立て続けに起こしたのであった。
この姿では女性とのベッドインなど叶うわけもなく、車を運転することも歩くこともままならない。ウェスリーさんはセールスマンとして働いていたが、人々の視線に耐えきれず仕事もやめ、自宅にこもりがちであった。そしてこの写真で彼がはいているのはなんと特大サイズのパーカー。その腕に脚を通すという妙な方法しかなかったそうだ。投与されていた抗生物質はなんら効果を表さず、腫瘍が大きくなると痛みも生じてきたが、摘出手術には大金が必要。彼は米ケーブルTV『The Learning Channel』に出演してその姿をさらし、一般からの寄付金2000ドルを集めたところで、ドキュメンタリー番組の制作を条件に英メディア『Channel4』が名乗りを上げたのであった。
TVカメラが回る中で行われた13時間という長い摘出手術。
※ 画像は英Channel4が公開したもの。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)