愛する男性と勝手に“でき婚”。25歳娘が父、兄ら親類20人に殺害される。(パキスタン)

愛する男性と勝手に“でき婚”。25歳娘が父、兄ら親類20人に殺害される。(パキスタン)
結婚に反対する家族が20代の娘を“石打ちの刑”に。画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット
このほどパキスタン北部のラホールで、愛する男性との結婚を望んだ妊娠中の女性が、公衆の面前で父や兄を含む親類により殺害された。結婚相手は親や親類が決めるもの、オメデタ婚など決して許されない世界なのだ。

国連や国際人権団体が強く関与して大分改善されたと言われているが、大人が決めた縁談で無理やり幼児同士を結婚させるケースがいまだにあるインドやパキスタン。そんなパキスタン北部ラホールにある高等裁判所の目の前(画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット)で、25歳のファーザナ・パーヴィーンさんという妊娠3か月の女性が交際中の男性とともに婚姻届を出そうとしたところ、父親や兄を含む親類約20人に襲われて棒やレンガでめった打ちにされ、ファーザナさんだけが殺された。「この娘は身内の恥。石打ちの刑に処した」と彼らは自分たちの行為を正当化したという。

ラホール警察が公表したところによれば、ファーザナさんが結婚したかったのは45歳のモハマド・イクバルさん。亡くなった先妻との間に5人の子がおり、ファーザナさんのお腹の赤ちゃんの父親でもある。親類の猛反対の中で2人は1年前に婚約していたが、イスラム教徒が大半という保守的なパキスタンで親族が認めない結婚は罪にあたるとされ、父親は「娘はイクバルに誘拐された」と損害賠償を求めて訴えていた。イクバルさんは今、「僕たちは真剣に愛し合っていましたが、パーヴィーン家の人々は彼女の結婚でお金を得ることしか頭になかったのでしょう。婚姻届を出そうとしてこんなことになるなんて」と悲しみにくれている。

浮気が疑われる妻を夫が殺害しても罪には問われないパキスタン。こうした理由で2013年には869人もの女性が“身内の名誉にかけた処刑”の名のもとで殺された。人権擁護団体は「実際の数字はもっと多いはずだ。パキスタンでは被疑者が被害者の身内である場合は罪を問われない。こんな法律は変える必要がある」と断固反発している。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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