
食品の原材料や産地、添加物について世界的に人々の目が厳しくなっている中、アメリカではスーパーマーケットチェーン「ウォルマート」で、常温で放置していても溶けないアイスクリームを販売していることが分かった。だが人々はその奇怪な現象を歓迎してはいない。一体なぜ溶け出さないのか、成分は安全なのかと疑惑の目を向けているもようだ。
このたび、オハイオ州のABC系メディア『WCPO』のジョン・マタレーズ氏のインタビューを受けたクリスティ・ワトソンさんという女性は、息子がウォルマートのプライベートブランド「Great Value」のアイスクリームサンドイッチを購入し、12時間も放置していたというのに溶け出さなかったことを知り、「成分は何なのでしょう」と商品の安全性に疑問を投げかけたのであった。
さっそく実験を行ったマタレーズ氏。問題の商品のほかにKLONDIKEブランドの同様のアイスクリームサンドイッチ、そしてハーゲンダッツ・ブランドのカップアイスを用意して同じ条件下ですべてを開封したところ、商品がみるみる溶け出す中でGreat Valueブランドだけが不思議にいつまでも形をとどめていた。