エボラ出血熱を克服した3人目の米国人。会見で「完治した米医師の抗体を譲ってもらった」。

エボラ出血熱を克服した3人目の米国人。会見で「完治した米医師の抗体を譲ってもらった」。
リック・サクラ医師、エボラ出血熱完治を宣言(画像はwowt.comのスクリーンショット)
世界各国の医薬品研究チームが今、スピード承認を競いながら研究、開発を進めているのがエボラ出血熱の治療薬。だが決定的な薬が現れない現在は、完治した者からのヒト抗体を輸血により得ることが最善策であるもよう。また1人、アメリカ人医師が輸血によりエボラ出血熱を克服した。

リベリアに派遣されてエボラ出血熱患者の診察にあたっていたものの、自身が感染していた米マサチューセッツ州出身のリック・サクラ医師(51)。帰国して9月5日からネブラスカ州の「ネブラスカ・メディカルセンター」で治療に専念していたが、このほど医師団を伴い、完治を宣言する記者会見に臨んだことをNBC系の現地のメディア『WOWT』が伝えた。その中で彼は、あのケント・ブラントリー医師(33)の血漿を輸血されて容体が改善したことを告白。この病に関しては現在も、克服した元患者の体内にできたヒト抗体を譲り受けることが最善策であることを伺わせた。

ブラントリー医師は7月下旬にリベリアでエボラ出血熱に感染し、大きな注目の中で米国に帰国。ジョージア州アトランタにある「エモリー大学病院」に入院し、8月下旬に完治を宣言していた。ブラントリー医師には最新とよばれる様々な治療薬が試された可能性はあるが、まずはこの病気を生き延びた14歳少年の血液を輸血されていたことが分かっている。

実はアトランタでは、エボラ出血熱に感染したもう1人の米国人患者が現在も闘病中である。完全なる治療薬が誕生するまでは、この病を克服した人が自分の体内にできた抗体を輸血により新たな患者に譲るという方法に頼ることになるのであろう。だが、むやみな輸血は考え物だと指摘する専門家も多い。その血液が肝炎ウイルスや性病、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に侵されていないか確認が必要だが、検査キットの不足という問題もあり、現地ではその手順があいまいになる危険性があるとしている。

※ 画像はwowt.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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