お笑いコンビ・猿岩石がブレイクした後に人気が低迷して解散。ドン底の時代を有吉弘行は「地獄を見た」と表現した。そんな彼を気にかけてくれたのがダチョウ倶楽部の先輩たちだった。中でも上島竜兵にはずいぶんと世話になったらしい。やがて、毒舌芸人として有吉が再ブレイクを果たし、テレビ番組では上島をいじる立場となる。上島を中心とする芸人たちの飲み会“竜兵会”も有吉をはじめ人気の出た芸人たちが参加しなくなり、最近は行われていないようだ。
そうした話を耳にすると、上島竜兵と有吉弘行の関係も薄れたかに感じる。その有吉が11月5日に『有吉弘行(ariyoshihiroiki) ツイッター』で上島について「恩義を感じてるのに指摘しまくれる上島さんはスゴイ」とつぶやいた。一般に、恩義のある人には気を遣って率直に意見できないものである。しかし上島竜兵にはズバリと指摘できるというのだが、有吉は“恩義を感じている”とハッキリ言葉に示したのだ。
また、コピーライターやエッセイストとしてばかりか、テレビや映画など幅広く活躍する糸井重里が有吉のつぶやきに反応。
上島竜兵がダチョウ倶楽部で見せる、熱湯風呂やアツアツおでんは“日本の伝統芸”と呼ばれるほど完成している。また、“クルリンパ”や“キスして仲直りする”ネタは彼だからウケるようなところがある。上島竜兵の人柄がなければそれらの芸は成り立たないとすれば、やはり“人格者”なのだろう。有吉弘行は上島竜兵に恩義を感じるだけでなく、芸人として尊敬しているのだ。
※画像2枚目は『有吉弘行 ariyoshihiroiki Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)