
映像には、暗闇の中で17頭のライオンに囲まれているヤマアラシが映っている。ライオンはヤマアラシを何とかして食べようとするのだが、ヤマアラシは背中の針毛を大きく広げ、体を揺らし針毛のぶつかる音を出して威嚇。座り込んでその行方を見守っているライオンもいたが、そのうち逃げるようにして後退していき、ヤマアラシは生き延びることができた。
この貴重な場面に出くわしたサファリガイドによると、ヤマアラシの針毛が敵の皮膚に刺さり、その針毛が折れて体内に残ると感染症を引き起こすそうだ。
ヤマアラシの針毛は長いもので30センチほどもあり、南アフリカでは土産品として売られている。
※ 画像はtimeslive.co.zaのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)