収監中の身でありながら2013年11月に20代の一般人女性と婚約を果たし、昨年11月には“年内にも刑務所内で挙式”と報じられていたチャールズ・マンソン。1960年代から70年代にかけ、信者に殺人を教唆して多数の猟奇殺人事件を起こした狂気の殺人鬼である。だがさっぱり挙式の話が聞こえず、カリフォルニア州が2人に発行した結婚許可証の有効期限は切れていた。そこに意外な理由が伝えられ、話題となっている。
マンソンとの結婚を真剣に考えていたのは、アフトン・エレイン・バートンさんという27歳の女性。マンソン首謀の連続猟奇殺人事件を知り、10代の頃から獄中のマンソンに宛てて熱心に手紙を書くようになった。文通により恋心が芽生えるとミズーリ州からカリフォルニア州に転居し、頻繁に刑務所を訪れるようになったアフトンさんをマンソンは“スター”と呼んで可愛がっていた。
しかし2人に詳しいジャーナリストのダニエル・シモーヌ氏から得た情報だとして、米メディア『nypost.com』は挙式寸前で2人が婚約を解消したことを報じている。2027年まで仮釈放のチャンスすらないという厳しい現状に、若いアフトンさんがシビレを切らしたのではない。2人が結婚した場合、マンソンが死を迎えれば妻であるアフトンさんのもとに棺で届くことになる。アフトンさんは友人数名と結託し、その遺体をガラス張りのショーケースに納めてロサンゼルスで陳列し、大儲けしようと企んでいた。
※ 画像はnypost.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)