近年は舞台の演出を手がけることも多い少年隊錦織一清。彼が原案と演出を務めるA NEW MUSICAL『JAM TOWN』の制作発表が16日、都内にて開催された。
錦織のほかに、主演・筧利夫、お笑い芸人・藤井隆らのキャストも出席した。錦織と旧知の仲である筧からは昔話も飛び出した。

同公演はすでに昨年“トライアウト公演”としてダイジェストバージョンを上演、今月は2日間ライブで楽曲を披露して、錦織一清は手ごたえを感じたという。スーツに色つきのメガネをかけて登場した錦織は、「足かけ3年。こんなに時間をかけた経験がなく、今までにないような楽しいミュージカルができると信じている」と胸を張る。その言葉通り、“A NEW MUSICAL”という冠がタイトルについている。


ただし、主演の筧利夫は「これはミュージカルでありません。芝居付きのライブコンサートです」と断言し、「どうか皆さん勘違いなさらないようにお願いします。お客さんにはスタンディングしていただいて、我々と一緒に汗を流そうじゃないかというものです」と呼びかけた。これに共演の藤井隆は「ライブコンサートと聞いて驚いています」と寝耳に水だったようだ。


錦織と筧の出会いは18年前にさかのぼる。筧は「私がつかこうへいさんの芝居をやったときに、錦織さんが観にいらっしゃいまして、そのあと居酒屋で飲みました」と当時を回顧する。
それからプライベートでも付き合いがあるそうで、筧は錦織が手がける舞台に初出演することについて「感無量です!」と感激しきり。さらに筧は「昔、錦織さんと一緒にカラオケに行ったことがありまして、本当に(歌が)上手い。あんまり上手いんで、つかこうへいさんが“次もお前が歌え、次もお前が歌え”って、何曲も歌わされるような人だったんで。いざとなったら、僕のお面を作ってもらって歌も踊りも(錦織に)代わってもらいます」と場を笑わせた。逆に筧が出演する舞台を何本も観ている錦織から「ダンスや歌ではないんだけど、こんだけ運動神経の(良い)舞台をやられていて超人のような印象を受けた」と褒められた筧は「僕は若い頃、“小劇場の東山紀之”と呼ばれていました」と堂々と言い切った。

横浜のバーを舞台にした同公演は、KAAT神奈川芸術劇場で来年1月13日から1月30日まで上演される。
錦織は「東京生まれ東京育ちだけど、横浜は東京の人間から見ても憧れているところ。(自動車運転)免許とりたてのときに行きたいところは横浜だったり女の子とデートするのも横浜。何か惹かれる魅力があった。横浜で上演するならば横浜をベースにしたお話をやってみたい」と横浜への思いを語る。藤井は「関西圏出身の人ばかりでどこが横浜なんだ」と自ら突っ込むも、「本番までには正々堂々とハマっ子になっていたいと思います」と意欲を見せた。


制作発表には他に共演の松浦雅水田航生、東風万智子も出席した。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)