元BLANKEY JET CITYのメンバーで現在はSHERBETSでボーカル・ギターを担当する浅井健一が、1月20日放送の『坂本美雨のディアフレンズ』(TOKYO FM)にゲスト出演した。自然体でマイペースに語る彼と坂本美雨のおっとりとしたトークがあいまって対談の内容はプライベートにまで及んだ。
この日リリースされたSHERBETSの10thアルバム『CRASHED SEDAN DRIVE』の初回限定盤には曲中に出てくる「ジェイク」、「ジャクリーン」、「ジョリーン」、「クリスティーノ」というキャラクターのステッカー4種類のうち1枚が入っている。坂本が「カワイイ!」とステッカーを見比べていると、「それ、俺が描いたんだ」とベンジー。「えーっ、絶対違うと思ってました」、「オレオレ」、「すごーい、知らなかったアメリカンテイストで、いろんな才能がありすぎる!」「そんなことないよ」と会話が弾んだ。
さらにベンジーから「料理も上手いよ」と明かされ、坂本は「ホントですか!?」とさらに驚く。オムライスやたこ焼きをよく作るという彼は「たこ焼きをひっくり返すのはアイスピックではダメ、たこ焼き専用のでないとやりにくい」と詳しい。オムライスは行きつけのバーで食べるのが美味しくて最近好きになったそうだ。自分で作る時はご飯の味付けは適当で毎回違うが、ケチャップとソースとカラシとマヨネーズを混ぜた自家製ソースをかけたら「なんでも美味くなる」と苦笑。「男の料理」と坂本美雨も大喜びだ。
彼女が「今日は、意外すぎるベンジーさんの素顔を見させて頂いてますが」とほっこりしていると、さらに意外な事実が語られた。
「ギタリストにとって、指がすごい大事だと思い知らされた」と当時を振り返るベンジー。隣の指もギプスで巻くから使えるのは人差し指だけしかない。ライブではサポートにギターを弾いてもらい、自分も指1本でギターの5、6弦を押さえて弾いた。「それでもライブをやったのは凄いですね」と坂本が感動すると、ベンジーは「全部キャンセルしようと思ったが、昔から一緒にやっていた大先輩のイノクチさんから“ベンジー、絶対にやらなあかんよ。そこでキャンセルしたらあかんよ”と電話があり、みんなの協力を得てなんとかやり遂げた」と真相を語った。
そんなベンジーが前作以上の自信作だと言い切るニューアルバム『CRASHED SEDAN DRIVE』。彼は「毎回越えていかないとダメだけど、今回は10枚のなかでベスト3に入ると思う」とまでいうこのアルバムで、2月7日からスタートする全国ツアーも最高のものになると意気込んだ。
坂本美雨は対談を終えて「浅井さんの、おしゃべりする時の独特な間合いに引き込まれてしまいますね~」と感想を述べていた。
出典:https://www.facebook.com/KenichiAsai.ssr
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)