3月28日に放送された『FNSうたの春まつり』(フジテレビ系)で“10代20代が選ぶ思い出の卒業ソング第1位”として『旅立ちの日に』を取り上げた。MCの森高千里は子どもたちも学校で歌っているが、自身はSMAPが出演したCMで初めて知ったという。
そこで渡部建が出演者に『旅立ちの日に』を「知らない世代は?」と聞いたところ、オリエンタルラジオ、いきものがかり、西川貴教、手嶌葵が手を挙げた。手嶌は「28歳」という。次に「知ってる世代」の最年長を確認すると小嶋陽菜が「27歳です」と答え、渡部も「境界線が分かった!」と盛り上がる。
渡部が本当に歌ったのか念を押すと「ホントに! 指揮者やりました私!」とこじはる。「えー!」「意外ーっ!」と叫ぶように驚いたのは他ならぬAKB48メンバーたちだ。イメージとして『旅立ちの日に』が似合わないこじはるが指揮をする姿を想像したのだろう。
ちなみに『旅立ちの日に』は学校の先生が作ったものだと聞いて、指原莉乃は「え、そうなんだ!?」とリアクションしていた。歌っていながら楽曲誕生のいきさつを知らない人は多いのではないか。番組ではその経緯が紹介された。
埼玉県秩父市立影森中学校で校長を務めていた小嶋登先生は、「歌には人間の心を変えていくほどの力がある」と考え“歌声の響く学校”を方針の1つとしていた。
小嶋先生が自ら歌唱して生徒に披露すると、音楽教育専門誌の付録に掲載されて反響を呼び、2007年にはCMでSMAPがカバーしてさらに広く知られる。今では『仰げば尊し』、『蛍の光』と並ぶ代表的な卒業ソングとなったのである。
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(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)