大ヒット映画『グラディエーター』『ビューティフル・マインド』などで知られる人気俳優ラッセル・クロウ(52)が、女性ラッパーのアジーリア・バンクス(25)とホテルのスイートルームで激突。カッとなったアジーリアがゲストらに「このグラスを割って、アンタ達の喉元を刺してやる」などと脅迫文句を喚き散らし、激怒したラッセルによって放り出されたと伝えられた。
しかしアジーリアはラッセル側のこの主張を否定しており、自分の方こそ被害者であるとして警察に被害届を提出している。

なにかとお騒がせが多く、過去には女性ボディガードの乳房に噛みつき警察沙汰まで起こしたアジーリア・バンクス。そんな彼女を含む約10名のゲストとビバリーヒルズのホテルにて楽しいひとときを過ごしていた俳優ラッセル・クロウだが、一方のアジーリアはラッセルの音楽のチョイスにケチをつけるなどして様子がおかしかったという。ついにはラッセルや別のゲストに「つまんねえ白人男」などと侮辱的な言葉を吐いたというが、これにつきある女性がラッセルを擁護する発言を放ったところアジーリアは激昂。以下のようにラッセルらに喚き散らしたそうだ。

「私のグラスを割って、アンタ達の喉を刺したらさぞ嬉しいだろうね。
血がそこらじゅうに飛び散るわよ、タランティーノの映画みたいにね。」

またアジーリアはグラスをゲストらに向け投げつけようとしたといい、これに怒ったラッセルが彼女を無理やり部屋から追い払いセキュリティスタッフに連絡を入れたという。

しかしこれはあくまでもラッセル側の言い分で、アジーリア側は「被害者は自分」と主張。Facebookにはこのように書き込み、その後削除したもようだ。

「私の晩を要約すると、こうなるわ。私はラッセルのスイートルームで開催されたパーティに行った。そこでラッセルは私に差別語を放ち窒息させようとし、さらに私を部屋から追い出してツバを吐きかけたの。」

またアジーリアによると現場に居た男性ゲスト達はラッセルを止めようともしなかったといい、「誰かにラッセルを殴りつけてもらいたい」「今はすごく落ち込んでいるの」「死にたい」などとも記していたもようだ。


ちなみにゲストとして現場にいたラッパー・RZAによると、差別語を放ったのはラッセルではなくアジーリアの方だったそう。またゲストらは「その晩の彼女は様子がおかしかった」とセキュリティスタッフに話したが、『エンターテイメント・トゥナイト』が取材したところアジーリアは確かに本件につき通報したもようで、これによりラッセルは捜査対象になったという。アジーリアの代理人はこのトラブルにつきTwitterに「本人はひどく落胆しています」と書き込んでおり、いずれ本人がこの“虐待行為”につき話すとしている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)