かつては横柄で、共演者と対立することもあったシャナン・ドハーティー。しかし不仲だった『ビバリーヒルズ高校白書』共演者ジェイソン・プリーストリーはシャナンの姿に胸を打たれ、「僕は信じてるよ。彼女ががんに打ち勝つとね」「彼女は強い子さ。ずっとそうだった。だから大丈夫。彼女なら勝てる」とエールを送っている。
そのシャナンがチェルシー・ハンドラーのインタビューに応じ、時折目に涙を浮かべながら闘病についてこう語った。
「がんの面白いところ、そして辛く美しいところ…それは何度も体をボロボロにするのに、また自分という人間を築き上げてくれるって点よ。何度も何度も、新たな自分が作られる。そんな感じだわ。
またシャナンは闘病を支える夫に絡めて、このように話している。
「夫を見て、こんな風に思ったこともあるの。『あなた、本当にごめんね』って。辛かったわ。」
ちなみにシャナンは過去に応じたインタビューでも夫につき語り、病名を明かした頃をこのように回顧していた。
「彼に伝えたのは、ブルックリンにあるイタリアンレストランだった。夫を見てこう言ったの。『私と一緒に過ごす時間を楽しんだ方がいいわよ。だって私、5年後にはもう死んでいるんだから』と。」
これを聞いた夫は、その場で取り乱し号泣。「そんなことを言わないでくれ」とシャナンに懇願したそうだが、その後は闘病に励むシャナンに寄り添い支え続けたという。またシャナンは乳房を失うことより生きることを選択。医師らには「私があなたの妻なら、そして娘ならどうしますか?」という気持ちで決断を委ねたそうだ。「確かに乳房は美しいもの」「でも私は生き、夫と共に年を取りたいのです」というシャナンの言葉は、アメリカで大きく報じられた。
出典:https://www.instagram.com/theshando
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)