羽生善治3冠の妻であり元女優の理恵さんが、不正使用疑惑が晴れた将棋の三浦弘行九段との復帰戦(2月13日)となる夫との竜王戦の予選を前に、「メディア、ネットでの情報拡散の恐ろしさと、イメージ先行の怖さ」について大量のツイートでその思いをぶちまけている。昨年10月の一部週刊誌による羽生3冠が「秘密会合で三浦弘行九段の処分を相談した」という記事を否定し、また理恵さんが結婚前に受けた様々な誹謗中傷についての怒りも綴っている。


羽生善治3冠と理恵さん(当時・畠田理恵)が結婚したのは1996年3月。清純派美人女優としてNHKの連続テレビ小説『京、ふたり』でヒロインを務めるなど将来を期待されたものの、羽生3冠との結婚で25歳の時に芸能界を引退した。ツイッターを始めたのは2013年8月からで、ウサギの写真が大量に投稿されている。

将棋界の若きプリンスと人気女優の結婚は、当時“玉の輿婚”として大きな話題を呼んだ。しかしこれを扱った記事の中には、理恵さん側に対して悪意のある内容も少なくなかったようだ。彼女は1月29日の『うさぎ  あひる  羽生理恵 (mau28310351)ツイッター』で‏「週刊誌とネットは誹謗中傷の」だったと訴えている。
特に漫画家のやくみつる氏芸能コラムニストの山田美保子氏から、“金持ちを横取りする玉の輿狙いの女”と何度も言われたことで「世間の多くの方へのフィルターになり、当時、畠田理恵のイメージが定着した」と20年以上経った今も怒りがおさまっていない様子だ。

「当時は誤解を解く術もTwitterありませんでした」、「メディアに書かれネットに残る恐ろしさは想像を遥かに超える」、「1度付いたイメージは払拭出来ない!」とネット上で発信する全ての人に対して、理恵さんは自分が受けた誹謗中傷の恐ろしさや辛さそして怒りを過去の出来事として胸の奥にしまわずに今回、声をあげたようである。
(TechinsightJapan編集部 みやび)