またデート後、ルーシーさんは気付かずに男性の腕時計を持って帰って来てしまった。そのことに関しては男性から「その時計は20ユーロ(約2,400円)だったけど、送り返さなくてもいいよ。送り返されたら君のことを思い出して辛くなるから」とメッセージがあった。
ルーシーさんは男性へ「笑わせてくれてどうもありがとう。今後、誰かとデートした時には2度目がない時のために初回で全額負担するのは止めた方がいいかもね」と皮肉り、「腕時計はクラパムに近いブリクストン警察の『遺失物課』へ送りました」とメッセージを返した。
さらには、Facebookで見つけた「The Donkey Sanctuary(ドンキーの聖地)」への支援のために男性へ返金した同額を寄付したそうだ。支援先はルーシーさんのユーモアと寄付にとても喜んでいる。
ルーシーさんによると「彼はごく普通の人で、デートもとても楽しかった」そうだが、「『デート代を半分返して』なんて、今までのデートの中で一番変だわ」と話している。しかし、世間で起こり得る犯罪に巻き込まれなかっただけ幸運と言えるのかもしれない。オーストラリアでは昨年、26歳女性が出会い系サイトで知り合った男性宅を訪問しバルコニーから転落死を遂げるという悲劇が伝えられた。出会い系サイトを利用する際には、やはり危険が伴うという覚悟を持っていた方がいいだろう。
出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)