亡き娘の心臓を移植された少女と対面した母(米)

ペイトン・リチャードソンちゃんは、風邪を引いたことが原因でウイルスが心臓に入り込み病院で治療中だった。心臓の動きを保つために機械を用いらなければならないほど重篤な状態に陥っており、母のアシュリンさんは医師から「生存率は3%」と告げられていたという。

そんな娘に朗報が届いた。アシュリンさんは娘に適合する心臓が見つかった喜びと同時に、幼い子供を亡くした見知らぬ母のことを想い泣いた。「愛する娘を救いたい」そう思ったアシュリンさんは娘のために臓器移植を決めた。

摘出された心臓を運ぶには時間の限界がある。クリーブランドからアトランタまで心臓を搬送するのにかかる時間は4時間。しかし臓器調達機関「Lifebanc」は、年齢やサイズなど完璧にペイトンちゃんの心臓に適合したメロディーちゃんの心臓をなんとしてでも無事に届けたいと限界にチャレンジした。

そして手術から1年7か月が経った今月8日、アンバーさんは移植手術が無事成功したペイトンちゃんとその家族に会うためにアトランタを訪れた。初めて会った瞬間、アンバーさんとアシュリンさんは抱き合い号泣したという。

亡き娘の心臓を移植され、現在回復状態にあるペイトンちゃんの元気そうな姿を見てアンバーさんは感動し、その後Facebookに以下のように綴っている。

「2人の美しい少女の中に完璧な心臓が存在しています。亡くなった私の娘の分まで、あなたは、あなたのお子さんをどうかしっかりハグしてあげてください。たくさん本を読んだり歌を歌ったりしてあげてください。そしていつも新しい思い出をお子さんと作ってください。」

臓器提供は大きな勇気と決断のいる行為だ。しかしアンバーさんとアシュリンさんは、臓器提供で救われる命の大切さを社会にもっと知ってもらいたいと話している。なお昨年12月には、事故で命を落とした22歳の男性の遺族が、息子の臓器提供を願い出たことで約50人の命が救われたニュースも伝えられた。

出典:http://ktla.com
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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