全身50%以上をトコジラミ(南京虫)に噛まれた96歳 合併症で死亡(米)

全身50%以上をトコジラミ(南京虫)に噛まれた96歳 合併症で死亡(米)
大発生したトコジラミ(出典:http://www.eveningsun.com)
米ペンシルベニア州で昨年2月22日、90代の女性が死亡した。女性はトコジラミ(南京虫)に噛まれたことで全身の50%以上に発疹がみられ、長期にわたり強い痒みや痛みを訴えていたものの、ケアハウスを経営する72歳のデボラ・バトラーは経営難を理由に放置。デボラは介護放棄、過失致死罪、第1級重罪などで起訴され、今月9日に予備審問が予定されている。『pennlive.com』などが報じた。

亡くなったのはメアリー・ストナーさん(96)で、デボラ・バトラーがヨーク郡の自宅で営むケアハウスで食事などの世話を受けて生活してきた。デボラは以前「Luckenbaugh Personal Care Home」というケアホームを経営していたが、数年前に閉鎖。その後は行き場のない高齢者2人を自宅に招いてケアを続けてきており、メアリーさんとは10年来の付き合いだった。

メアリーさんの体調の異変に気づいたのは、ケアホームを訪れたメアリーさんの娘と孫だった。身体が腫れあがり発疹で苦しむメアリーさんを心配して昨年2月6日、ヨーク病院へ連れて行った。メアリーさんは細菌による皮膚感染を起こし、皮膚の深いところから化膿を起こす蜂窩織炎(ほうかしきえん)を発症していたが、治療をせずに長期間放置されていたことから症状の進行を止めることができず、16日後の22日に敗血症で死亡した。

メアリーさんが死亡した1週間後にウェスト・マンハイム警察署が家宅捜索をした際には、デボラがケアをしていた88歳女性のベッドや枕からおびただしい数のトコジラミが発見された。この女性は目が見えないが「トコジラミが身体を這いまわっているのを感じる。噛まれた時はわかる」と話していたようだ。メアリーさんが使用していた枕やシーツ、マットには、皮膚を掻きむしった時についたと思われる血がこびりついており、家の棚や壁の隙間などあらゆるところからトコジラミの成虫、幼虫、そして卵が大量に見つかっている。

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