「TESCO(テスコ)よ、恥を知れ!」
Facebookにそう投稿しているのは、教会が主催する慈善サービス「St.Laurence's Larder in Brent」のスタッフのひとりであるマイケル・タウブさんだ。マイケルさんとスティーブン=ピーター・チャンバーレインさんは2月22日、スーパー「TESCO」にホームレスのための食料を買い出しに出向いた。
通常、「スープ・キッチン」では長期保存が効く安価な缶詰などが食材に使用されることが多い。そこでマイケルさんとスティーブンさんは、ツナの缶詰やベイクドビーンズの缶などをカートに入れて予算200ポンド(約28,000円)分の買い物をしていた。
すると、店のスタッフが「買い過ぎは困る」と声をかけてきた。スティーブンさんは驚いて「在庫がまだあるでしょう。
スティーブンさんは「店のマネージャーは私たちの言い分を信じてないようでした。しかも、スーパーにいるのに、商品が購入できないってどういうことなのでしょう。私たちはレタスなど品薄の商品を買っていたのではありません。
そしてマイケルさんも自身のFacebookに「TESCOは恥を知るべきだ!」と投稿すると、「“どんな小さなことでもヘルプします”ってキャッチフレーズがあるくせに、全くヘルプになってないじゃないの」「もうTESCOで買わない。
TESCO側は「当店は全てのお客様に対して必要な商品を購入できるようにベストを尽くしています。時に、大量に購入しようとするお客様にはスタッフから注意をさせて頂いていますが、今回ご不便をおかけたことはお詫び申し上げます。また、当店がリンクしている慈善団体から『St.Laurence's Larder in Brent』への支援ができるかどうか確認し協力させて頂く所存です」と述べている。しかしこれに対して「店側の利益になることしか考えていない」という批判もあがっているようだ。
出典:https://www.facebook.com/mtaubgpi
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)