この日の『FNSうたの春まつり』ではテーマの1つに「あなたの心に残る春うたは? 春の名曲100選」を掲げて数々の名曲を振り返った。森山良子のデビュー曲『この広い野原いっぱい』(1967年1月)もそのなかにあり、ゲストの三浦翔平は思い出の曲として森山直太朗の『さくら(独唱)』(2003年3月)を挙げている。親子で名曲を届ける彼女にMCの森高千里が「思い出の歌は?」と振ったところ中島美嘉の『桜色舞うころ』だと返ってきた。
「だ~い好きです!」という森山良子。19歳で歌手デビューして69歳となった今も現役で歌い続けるだけに「いつも美しいメロディーを探している」そうだ。その彼女が「なんていいメロディー、なんていい歌詞だろう」と感心したのが、中島美嘉が2005年2月に出した14枚目シングル『桜色舞うころ』(作詞・作曲:川江美奈子/編曲:武部聡志)である。
森山自身もカバーして歌うほどお気に入りで、MCの渡部建(アンジャッシュ)から「アーティストとして嫉妬心もありますか?」と問われると「ムチャクチャあります!」「うらやましー!!って…」と笑顔で答えた。そんな大先輩の本音に、森高千里も他のアーティストが良い楽曲を歌うと「チキショー!っていう感じはありますね」と明かすのだった。
ちなみに森山良子と中島美嘉は2008年3月に音楽番組『MUSIC FAIR21』(フジテレビ系)で中島のヒット曲『雪の華』をコラボしている。その際に2人の間で『桜色舞うころ』の話題が出たのか気になるところだ。
出典:https://www.instagram.com/mikanakashima_official
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)