洗面所など狭い空間で消臭剤、制汗剤などをシューッとスプレーすることがある人は、どうかくれぐれも換気に気をつけて頂きたい。噴霧された物質を吸い過ぎた1人の少女が命を落としてしまったのだ。このほどイギリスで…。

『manchestereveningnews.co.uk』が伝えているところによれば、たった12歳にして尊い命を落としてしまったのはマンチェスター郊外ショーのペイジ・ドートリーさん。「Royton and Crompton School」に通い、音楽やアートに夢中であった昨年7月18日、家族でランカシャー州フリートウッドにあるキャラバンパークに出かけたなか、ペイジさんは「スマホの充電をしながらここで音楽を聴いている」と言って、ひとり母親のベッドの上に横たわっていたという。

ところが10~15分後に海岸から戻った家族がペイジさんの反応がないことに気付き、すぐに通報。近隣の人々も心肺蘇生法を手伝うなどしてくれたが、ブラックプールの病院に搬送され2時間後にペイジさんは死亡した。法医学者のジョナサン・メトカルフ博士は脳サンプルの分析を経て、ブタンとイソブタンという揮発性物質の吸入がその死因であると断定した。

その後、キャラバンのバスルームの窓の下に空となったデオドラントスプレー“Right Guard”が落ちていることを警察が発見し、母アンさんはそれが娘の愛用品であったことを告げた。しかしその窓は少しだけ空いており、ペイジさんが自身の体調に異変を感じて窓を開けた時はすでに遅すぎたとも考えられるようだ。デオドラント商品を次から次へと増やすなど、普段から肌の衛生や体臭に異様なほど気を遣っていたペイジさん。「そこまで気にしなくても」といった周囲の言葉に耳を貸すことはなかったそうだ。