MCの明石家さんまをはじめ、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)にゲストの観月ありさ、小倉優子は映画を観る際に「ポップコーンなどを食べる」という。対してマツコ・デラックス、吉田敬(ブラックマヨネーズ)、磯野貴理子にゲストの澤部佑(ハライチ)は「何も食べずに集中して観たい」という。
観月や小倉は食べながら観た方が「テンションが上がる」「映画=ポップコーン」だと主張すれば、マツコは「手についたポップコーンの塩はどうしてる?」「シートで拭いたりしてないでしょうね?」と疑い「しないですよ~!」とゆうこりんをプンプンさせた。またハライチ澤部は、映画館で隣に座っていた女子がポップコーンを食べて指を舐めたらしく「すげー指しょっぱいんだけど!」と口にしたのがずっと耳から離れず、映画に集中できなかった体験を明かす。
ブラマヨ吉田は女優として映画に出演する側でもある観月ありさに「感動的なシーンでお客さんが泣きながらポップコーンを口に放り込んだらどう感じる?」と問うが、そもそも「集中したい場面は食べないから」と返された。食べる派のさんまは大ヒット作『君の名は。』を例に挙げて「食べながら観るような映画、ちょうどええ、ポップコーンに!前前前世~♪」と話し、周囲に「ノッてしまってるやん」と集中していないことを指摘される。
そうした意見に評論家集団がそれぞれ持論を示した。法律評論家担当の堀井亜生弁護士が“何にも食べない派”に向けて「食べることと楽しむことは直結する。なのにポップコーンをあえて食べずに楽しまないのはコストパフォーマンスを気にする、やや心も経済的にもケチなタイプ」と切り込んだところ、磯野やマツコは「そんなことないよ!」「いやいやいや!」と否定的な表情を見せる。
堀井さんはそれにめげずに「楽しむためにお金を投じるのは大事だ。
ちなみに映画館とポップコーンの組み合わせは、1929年からの世界大恐慌と関係が深い。当時、アメリカでは人々が安く上がる娯楽を求めてポップコーンを手に映画館を訪れたことで経営者がポップコーンを販売するようになった。今もポップコーンの利益率は85パーセントと高く、それをはじめとする売店の収入が映画館の利益の約40パーセントに及ぶと言われる。映画産業を盛り上げるには“食べる派”も必要のようだ。
出典:https://www.instagram.com/aoi_horii
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)