
綾野剛のインタビューが21日、Ameba official Pressのブログに掲載された。綾野は、同作の河野プロデューサーから「1年くらい前に“そろそろ人間やめませんか?”って」とオファーを受け、「僕も“いいですね”って、そこからスタートしました」と同ドラマ誕生の発端を語った。それから河野氏とともに構想を練ってきた綾野だったが、「正直に言うと、今まで演じた役の中で一番苦労しています」と告白。「僕はだいたい初日である程度みえてくるんですが、今回は初めの3日間くらいは全く掴めなくて。怪物がピュアに感じることはなんでも正解。正解が多すぎるから逆に不自由なんです」と多数の役を演じてきた彼にしても一筋縄ではいかないようだ。
同ドラマでは、綾野のほかに二階堂ふみ、柳楽優弥、川栄李奈、新井浩文、光石研、柄本明らが出演、脇を固める。怪物の恋敵でもあり、親友でもある大学院生・稲庭を演じる柳楽優弥について、綾野は「安心しているので任せっぱなしです」と全幅の信頼を寄せているようだ。「“どうでした?”って聞かれることはありますが、何をやっても成立する芝居力をもっているので、“優弥が一番気持ちいいと思えるストレートプレイでいいと思うよ”と」と撮影現場のやりとりを語っている。