西野カナのニューシングル『パッ』が5月3日のCDリリースに先駆けて、4月26日より配信スタートした。同曲はジャニーズJr.の平野紫耀元プロレスラーの天龍源一郎が出演する炭酸飲料のCMでも流れている。
彼女らしいポップサウンドに乗せて日常で少しずつ溜まるストレスが「炭酸飲料のように」弾け飛ぶイメージを歌い上げた元気ソングだ。

26日にはYouTubeでミュージックビデオのショートバージョンが公開され「朝からさわやかな曲聞けてよかった♪」「毎日これ見て学校行こう!」「この歌のサビすごく好き」といった好評コメントも寄せられている。

西野カナの楽曲が大塚食品「ビタミン炭酸MATCH」のCMソングに起用されるのは『もしも運命の人がいるのなら』(2015年)、『あなたの好きなところ』(2016年)に続き3回目となる。ただ、今回の『パッ』はこれまで以上に商品イメージとまさにマッチしているのではないか。

その関係に竹内まりやがデビューした翌年に歌った『ドリーム・オブ・ユー~レモンライムの青い風~』(1979年2月)がキリンレモン、『不思議なピーチパイ』(1980年2月)が資生堂のCMソングだったことを思い出す。ほかにも尾崎亜美の『マイ・ピュア・レディ』(1977年2月)やEPOの『う、ふ、ふ、ふ、』(1983年2月)などは資生堂のCMソングとして商品イメージをアップしながら楽曲としても評価が高い。


西野カナの『パッ』はそうした意味で先輩アーティストが歌ったCMソングの名曲に近いものを感じる。後々にはそうしたナンバーとして語り継がれるかもしれない。



出典:https://twitter.com/kanayanofficial
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉