映画『X-MEN』シリーズでウルヴァリンを演じてきた豪俳優ヒュー・ジャックマンが、このたびシリーズ第一作目の撮影を回顧。ウルヴァリンというキャラクター名の由来については「てっきりウルフ(オオカミ)かと思っていた」といいオオカミについて調べ上げたものの、監督に「何かが違う」と指摘され“あること”を初めて知ったという。


このほどヒュー・ジャックマンがAP通信の取材に応じ、映画『X-MEN』シリーズ第一作目の撮影を振り返りこう話した。

「いやあ、知らなかったよ。本当にウルヴァリン(クズリ)って動物がいるなんて。恥ずかしいことに、2週間もかけてオオカミのリサーチをしてしまったよ。」

そして撮影に入ったものの、ヒューの様子を見たブライアン・シンガー監督は「何かが違う」とピンときたもよう。ヒューにすかさず声をかけたそうだ。

「そうなんだ。こう言われたよ。なんか歩き方が変だぞ、どうしたんだって。」
「それで『オオカミのことを調べています』って答えたら、『オオカミの役じゃないって知ってるよな?』って言われたんだ。」

驚いたヒューは、シンガー監督に向かって「でも、ウルヴァリンなんて名の動物はいません」と答えたが、すると監督から「おい、動物園に行って来い」と言われ、仰天してしまったという。

「そうさ、本当にウルヴァリンって動物がいるなんて知らなかったんだから。」

ちなみにウルヴァリン(クズリ)という動物は見た感じは熊に似ているが、鋭い爪、そして強い顎と歯を持ち非常に獰猛な性質を持つ。真面目にオオカミにつきリサーチしてしまったヒューはこの一件で恥ずかしい思いをしたというが、その後は本物のウルヴァリンさながらの鋭さ・強さを見せつけ、世界中の映画ファンを魅了した。

出典:https://www.instagram.com/thehughjackman
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)
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