今月5日、番組収録中の怪我で鎖骨を骨折したことが明らかになったおぎやはぎの小木博明。数日たった今もレギュラー番組を休んでおり、ファンの間では心配の声が高まっている。
だが相方である矢作兼曰く、小木は“怪我をしやすいタイプの芸人”なのだという。

8日深夜に放送されたTBSラジオ『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』。通常であれば2人のあいさつで始まるが、この日は矢作のみが登場した。バラエティ番組の海外ロケ中に骨折した小木は未だに痛みが引かず、やむを得ず欠席したのだ。

小木が怪我をしたのは、フジテレビ系バラエティ『とんねるずのみなさんのおかげでした』の海外ロケでのことだ。同番組はこれまでも過激な“芸人イジリ”で大怪我をした芸人もいるが、今回は浅いプールでの事故だったという。
それでも骨折してしまったのは、小木の“真面目な性格”が影響したのではないかと矢作は語る。

小木について「結構やるのよね、怪我」と明かした矢作だが、今回のロケに同行していなかったため詳細は分からないそうだ。そんな矢作は「コンビは決まって怪我する方としない方がある」と言い、おぎやはぎの場合、矢作はほとんど怪我しないが小木は何度もしているらしい。

たとえば芸人によくある“体を張るロケ”の場合、矢作は「ウケなくてもいいから手を抜く」という。「本当は一生懸命やった方が、大クラッシュとかして面白いんだろうけど、俺は怪我のほうが嫌だから」とその理由を述べたが、一方で小木は「“なんだよ、ちゃんとやれよ”と言われたときの言い訳に命を懸けるタイプ」だそうで、「意外とああ見えて真面目だからね」と矢作兼。そのため今回の怪我も、面白くしようとした結果なのではないかと推測した。


全力を尽くした結果、思わぬ悲劇に見舞われてしまった小木だが、さらに彼は骨折したまま飛行機に乗り帰国したという。矢作は、片頭痛持ちで一日に何錠も鎮痛剤を飲んでいる小木の状況を考慮し「(鎮痛剤が)効かないと思うんだよね」「それ想像したら可哀想で」とコメント、苦行を耐えた相方を思いやった。

それでも番組途中で小木博明は電話出演を果たし、矢作に「そんなに元気なら番組出ろよ」とツッコまれる場面もあった。治療の経過は順調のようで、一日も早い現場復帰を相方もファンも願っていることだろう。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)