
バナナマンの日村勇紀がパリに渡った際に日本から「ご飯粒」をくっつけて一緒に連れて行った思い出をもとに、番組専属バンドの「オルケスタ・"バナナゼロ"・ムジカ」が作曲・アレンジした。音頭かと思えばファンキーな曲調にラップが飛び出しとにかく楽しい。サビに入る前のフレーズをバナナマンが考案して設楽の思い付きで「オネエっぽく」日村がしゃべる部分など随所に工夫が見られる。
完成した音楽を学校に出向いて小学生の男女に聴いてもらうと気に入ってくれ、「おもしろすぎて泣いちゃった」「CDにして」「海外でも出せばいい」「英語版も作ったら」という元気な声が聞かれた。
また、バナナマンがデビューした年に『SPY』をリリースした縁から同番組に出演したこともある槇原敬之にも聴いてもらうと「いいですね!」と絶賛、さらには「自分も頑張らねばと焦りましたもん」と額の汗を拭ったほどだ。彼はサビの「C・O・M・E」に振付を入れて皆が踊れるようにするべきだとアドバイスまでくれた。
スタジオでは『みんなのうた』で流れる映像「アニメ:澤田裕太郎、イラスト:スズキハルカ」を公開するとともに、バナナマンをはじめ小沢一敬、中川翔子や北原里英(NGT48)、向井地美音(AKB48)が一緒に歌った。その際に槇原の提案通り「C・O・M・E」の振付を披露している。
人気次第では『みんなのうた』のアニメとは別の形で振り付けが入ったバージョンも発表されるかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
1歳の息子が「みんなのうた」で「お米かくれんぼ」が流れるたび食いついたように見ていました。そのうち踊り出すほど大好きに。素敵な曲ですね。