誰かとデートを始めると、まずは隠すことなく相手を両親に紹介することも多い欧米社会。しかしジャスティン・ビーバーの場合、誰よりもかねてから親しくしている教会の牧師に女性を会わせたかったもよう。
牧師に彼女をしっかり見極めてもらい、その後に彼女と親密な関係になったと報じられた。

つい最近、元恋人セレーナ・ゴメスによく似たラテン系美女パオラ・ポーリン(Paola Paulin)と交際を始めたばかりのジャスティン・ビーバー。抜群のプロポーションを誇り好みにもピッタリの彼女を「ぜひ一緒に教会へ」と誘ったジャスティンは、その後に彼女と本格的に付き合い始めたと言われている。

ちなみに知り合った後は「まず教会に誘う」という行為に、多くのファンが「なぜ?」と疑問を抱いたもよう。だが長いあいだヒルソング教会に通っているジャスティンは、同教会のカール・レンツ氏にどうしても彼女に会ってほしかったという。そして「この人なら」と認めてほしかったと欧米メディアは伝えているが、彼はどうしてそこまで同牧師を信頼しているのか。


一部メディアの報道によると、レンツ牧師はジャスティンが荒れ狂っていた時期に同教会のメンバーになれるよう尽力。隣人やパパラッチとの喧嘩や逮捕騒動で世間が彼に背を向けた時、彼の苦しみを見抜いた人物とも言われているのだ。そしてジャスティンにとって宗教はどんどん大きな存在になり、ある朝目を覚まし「神の声を聞いた」と自覚するまでに。これを機に更生を決めたといい、その後に歌手としての実力を再び証明し、完全復活を果たしているのだ。

そのような経緯もあり、ジャスティンは大事な決断を下す前にまずはレンツ牧師に相談するのだそう。最近ではワールドツアーの突然の中断も話題となったが、それも牧師に相談した末に決断したと言われている。
そんなジャスティンについて、ある情報筋は『The Sun』にこう語っている。

「ジャスティンは、何かをする際にはまず牧師に相談するんですよ。」
「牧師も、ジャスティンにはしっかりとした人生を再び築いてほしいと願っているんです。ロマンスの相手はジャスティンに大きな影響を与える人物ですからね…。」

仕事に、恋に、生き方にとジャスティンの全てに関与している可能性もあるレンツ牧師。パッと見た感じはミュージシャンのように見えるこの牧師はセレブにも人気があり、セレーナ・ゴメスやコートニー・カーダシアンも、彼の教会に通っているという。

「今のジャスティンは、誰とも真剣交際なんてしませんよ。カジュアルなデートもね。
相手にするのはヒルソング教会に行く人。そして教会の教えを完全に受け入れる人しか、彼は選ばないのです。」

パオラ・ポーリンが実際にどれほど敬虔なのかは不明だが、とりあえずは牧師のOKは得られたもよう。今も時折暴言を吐き、セレーナ・ゴメスの新恋人ザ・ウィークエンドの音楽については「最低だな」などと酷評。ファンに対しても酷く無礼な態度をとることもあるが、聖書を持ち移動するほど宗教にはまり、目標のひとつは「イエス・キリストのように生きること」というジャスティンに、新恋人はどこまでついて行けるのか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)