米時間3月4日の第90回アカデミー賞授賞式でプレゼンターを務めた女優ジョディ・フォスター(55)。松葉杖をついて登場したが、壇上で怪我の原因について説明する際にジョークを放ち、会場を笑いの渦に包んだ。


ジョディ・フォスターは第90回アカデミー賞授賞式にて主演女優賞の受賞者発表のため、ジェニファー・ローレンス(27)とともに壇上に現れた。白のジャケットに黒のパンツ姿で登場したジョディだが、松葉杖をついている。

ジェニファーが「あら、お気の毒に。一体どうされたの?」と尋ねると、「(メリル)ストリープにやられたわ」と鋭い目つきで答え、観衆の中にいるメリル・ストリープを指さした。予期せぬタイミングで名前を呼ばれたメリルは「え? どういうこと?」といった面持ちで、ジョディの不意打ちに驚きを隠せない様子だ。

ジョディはその後も「She I-Tonya-ed me.」(メリルにトーニャ・ハーディング攻撃を食らった*)と続け、足の怪我の原因はメリルによる襲撃だったと説明し、観客席を笑いに誘った。
隣に立っていたジェニファーも便乗して「私もメリルには一度転ばされたことがあるわ」と言い、2013年のアカデミー賞でステージに上がる途中、ドレスを踏みつけて階段で転倒してしまったエピソードを思わせる自虐ネタを披露した。さらにジェニファーが「メリルって(アカデミー賞候補者が一堂に会する)昼食会では優しいのに」と続けると、ジョディは「それはあの女が“演技”してるだけよ」とメリルをディスった。

ジョディの怪我の理由は数週間前にスキーの最中に転倒したためだったというが、アカデミー賞の常連でノミネート回数が歴代1位(21回)という大御所メリルを相手に、こんな勇気あるジョークを飛ばした2人は称賛に値するだろう。

2人がプレゼンターを務めた主演女優賞のカテゴリーでは『スリー・ビルボード』のフランシス・マクドーマンド(60)が受賞、ジョークのネタとなった『I,Tonya』で主演を務めたマーゴット・ロビー(27)は惜しくも受賞を逃した。しかしこの2人の息の合ったジョークには、マーゴットも大爆笑していた。

ちなみに通常は、前年の主演男優賞受賞者が翌年の主演女優賞のプレゼンターを務めるというのが恒例になっている。
しかし昨年『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で主演男優賞に輝いケイシー・アフレック(42)は、自身へのセクハラ訴訟などを理由にプレゼンターを辞退していた。

(*)1994年1月、リレハンメル五輪のフィギュア女子代表選考予選で、ナンシー・ケリガンが何者かに襲撃され、トーニャ・ハーディングが事件に関与したとされたこと
(TechinsightJapan編集部 c.emma)