昨年の3月11日には『滝川クリステル オフィシャルブログ「L’essentiel est invisible pour les yeux “目に見えない大切なこと”」』で「アリス」について触れている、
アリスは福島県浪江町で「サイレンが鳴り響き、人々は消え、灯りはなくなり、食べるものは何もない」なか、1か月ほど取り残されながらも奇跡的に生き延びた。
当時、浪江町は危険区域で誰も入ることが出来ず、多くの動物たちが取り残されてしまう。そんななか命を削る思いで防護服を着て現地に向かったのが動物保護団体の人たちだ。アリスはその人たちに気づいて「力を振り絞って吠えた」ため運よく保護されたが、吠える力もなく見つけられずに餓死して後に発見された動物もいた。
「3.11」から7年、この日はインスタに「アリス、サニー、ハッピー」と寝るところを投稿して「特にアリスを見ると、よく福島からやってきたね、といつもいつもあの日、東日本大震災の日のことがよぎります」という。
アリスを引き取った当初は「放射能をたくさん浴びたであろう」と偏見を持たれ、距離を置かれた時期もあった。そんなことを思いながら「みなさんは、何を想い、何を感じながら黙祷されたでしょうか…」「当たり前の毎日に感謝です」と呼びかける滝川クリステルだった。
フォロワーからは「まだ原発周辺に取り残された動物たちがいて、亡骸もそのままそこにあって可哀想です。こんな事2度とあってほしくないし行政が真剣に人と動物の防災を考えてほしいと思う1日でした」「滝川クリステルさんの愛は素晴らしい。人間も犬も動物も心穏やかに過ごせますように」などのコメントが寄せられている。
画像は『滝川クリステル 2018年3月11日付Instagram「私の周りで寝ているのは、みんな福島出身の子たち。」、2018年1月7日付Instagram「こちらの写真は、昨年末、雑誌ミセスの表紙&犬猫特集の撮影の様子です」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)