6月は「プライド月間」と呼ばれ、世界各地でLGBTコミュニティーをサポートするイベントやパレードが行われる。今月に入りセレブ達も思い思いの画像をアップし「プライド月間」を盛り上げている。


■マライア・キャリー
LGBTコミュニティーやその社会運動のシンボルとしておなじみのレインボーフラッグ。様々な色が重なり合い織りなす美しい虹のように「LGBTコミュニティーも多様性に富んだものであるべき」とのメッセージが込められていると言われる。マライア・キャリーは、6月に入ってすぐ1999年11月にリリースされたアルバム『Rainbow』のジャケット写真をSNSに投稿。これに「懐かしいな~」「いいアルバムだよね」「マライアが若くて細い!」と当時を懐かしむ声や、LGBTコミュニティーをサポートするマライアを称えるコメントも見受けられる。

アリアナ・グランデ
新曲『No Tears Left to Cry』が大ヒット中で、新恋人ピート・デヴィッドソンとの交際も順調なアリアナ・グランデ。10歳離れた異父兄フランキーさんがゲイであることを公表したのは、アリアナがまだ11歳の頃だった。
「ボーイフレンドにはいつ会わせてくれるの?」と自身のセクシュアリティを無邪気に受け入れてくれたアリアナとは「ベストフレンドだ」とフランキーさんも語っている。早くからLGBTコミュニティーを身近に感じながら成長したアリアナ、2日にロサンゼルスで行われたコンサートでは、レインボーフラッグを片手に熱唱していた。

■エレン・ペイジ
代表作『JUNO/ジュノ』で知られる女優エレン・ペイジ(31)は今年1月、パートナーのエマ・ポートナーさん(Emma Portner)と同性結婚したばかり。2日には互いのInstagramを更新、芝生の上で抱き合う画像をアップしている。

■アダム・リッポン
今月に入ってほどなく恋人とのキス画像をアップしたのは、平昌五輪で一躍人気者となったフィギュアスケート米代表のアダム・リッポン。アダムは日頃から自身が同性愛者であることをオープンに語っており、現在は「GLAAD(Gay&Lesbian Alliance Against Defamation)」という団体において、誹謗中傷や名誉毀損と闘うゲイやレズビアンをサポートする活動に励んでいる。


そんなアダムは、春に交際を公にしたフィンランド出身の恋人ユッシ=ペッカさん(Jussi-Pekka Kajaala)とのキス画像をInstagramに投稿。2人の唇は「KEEP ON KISSING」と書かれたハート型の紙で隠されているが、ラブラブな雰囲気は十分伝わってくる。「幸せそうでよかった」「お似合いの2人!」とファンからも温かいコメントが届いていた。

このほかにも人気沸騰中の歌姫カミラ・カベロ(21)は、レインボーカラーの女性7人が手を繋ぐロゴTシャツを着て「LGBTQコミュニティーを愛してるわ」と投稿。また、オーディション番組『アメリカン・アイドル』に出演当時から、そのセクシュアリティが話題になっていたアダム・ランバート(36)は、英ロンドンの「モザイク LGBT ユース・センター」を訪れ、若者にゲイである自身の経験を語った。彼はのちに自身のInstagramで、「若い世代と話す機会を持てた素晴らしい経験だった。
未来は明るい」と綴っている。

今月は世界のいたるところで、空に翻るレインボーフラッグを目にする機会が多くなることだろう。

画像は『Mariah Carey 2018年6月2日付Instagram「Happy Pride Month!!」』『Adam Rippon 2018年6月2日付Instagram「Okie dokie then #pridemonth」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)