「性的、身体的、また精神的虐待を受けた!」―そう主張するケシャにドクター・ルークが訴えられ、全米メディアが騒然となったのは2014年のこと。当時のケシャは「かつて薬を飲まされ、気付いたらドクター・ルークのベッドで全裸で寝ていた」などと主張し、ドクター・ルークとの契約解消を希望したのだ。この件でケシャの担当弁護士は米メディアに以下のように語り、大きく取り上げられた。
「ケシャは自分のキャリアを自分でコントロールしたがっているのです。10年もの間操られ、精神的に虐待行為を受けたうえに性的暴行までされたのですから、自由になりたいと願っています。」
そのドクター・ルークに関する文書をこのほど『E!News』が入手、その中には2016年2月にレディー・ガガとケシャの間で交わされたテキストメッセージもあり、ケシャによる「ドクター・ルークはケイティ・ペリーをレイプしたの」という文章も含まれていたという。
この驚きの主張について、ドクター・ルークの弁護団は以下の声明を発表している。
「ケイティ・ペリー本人も、ドクター・ルークからレイプされた事実はないと認めています。ケシャによる他の嘘と同様、根拠のない無責任なものです。ドクター・ルーク、そしてケイティに対しても無礼です。ケシャに対する名誉毀損訴訟において、これら悪意ある嘘については賠償金を求めます。」
この件について、『E!News』はさっそくケイティ側にコメントを求めたものの断られたという。プライベートな内容だけに難しいケースになりそうだが、実際にこのようなメールが存在するのであればケシャ、もしくはドクター・ルークのどちらかが嘘をついたということになる。裁判所が双方の主張や証言をもとにどのような判断を下すのかに、メディアは高い関心を寄せている。
画像は『KATY PERRY 2018年3月13日付Instagram「READY TO LAUNCH」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)