JAL、初のオリジナルワインを国際線エコノミーで提供 「機上で飲むこと」を追求したその味は?

JAL、初のオリジナルワインを国際線エコノミーで提供 「機上で飲むこと」を追求したその味は?
JALオリジナルワインを手にした日本航空CA・遠藤眞子さん
JAL国際線プレミアムエコノミーおよびエコノミークラスで提供するオリジナルワインがこのたび完成し、26日に「JAL INNOVATION Lab」(東京都品川区)にて『JAL オリジナルワイン発表会見』が開催された。フランス産ブドウの配合や、機内で飲むという点に徹底的にこだわって造り上げられた白ワインと赤ワイン。8月1日からロンドン、パリ線にて導入、その他の路線も順次導入予定のこのワインを、一足早く味わってきた。

JALがオリジナルワインを造るのは、実は今回が初めて。ファースト、ビジネスクラスに比べて、プレミアムエコノミー、エコノミークラスではワインの選択肢が少なく、エコノミークラスの乗客が一番多い中、量的にも質の高いワインを確保するのが難しい背景があったため、エコノミークラスのためのオリジナルワインを造ることになったと経緯が明かされた。


このワイン造りに携わったのが、JALワインアドバイザーであり、マスターオブワインの大橋健一氏とワインテイスターの大越基裕氏。完成したワインは、2人の苗字の頭文字「O」にちなみ「DOUBLE “O” 」と命名された。ラベルにも2人の横顔が洒落たイラストになってデザインされている。今回は酸素透過性の高いプラスチックのボトルを採用しているが、ボトリングの技術が非常に優れているフランスのポール・サパン社と共同開発した日仏合作のワインでもある。


白ワイン・赤ワインともに、フランス産のブドウ5種類の量を徹底的に吟味、いかに機上で美味しく飲めるか、そして機内食とのマリアージュを楽しむことを念頭に置き造られた。機内では、気圧・乾燥・騒音などの環境が地上とは異なっているため、その環境に合ったワインが求められる。たとえば、機内の騒音は人間の味覚に変化をもたらし、渋味を感じやすくさせるそうだ。さらに乾燥している機内では料理をジューシーに口に運びにくくなる。そのためそれらの点を考慮して、香りが高めでライトなワインを造り上げた。また、機内食は柔らかいものが多く、濃いめの味付けになっている。そこでワインも、より味わいをしっかり感じられるように調整した。たとえば赤ワインには、食事などの相性も考慮して、マスカットを5%配合。これにより香りがかなり立ってきて、重すぎずに軽やかなワインに仕上がった。

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