幼い子の“かくれんぼ”による事故をたびたびお伝えしているが、このほどポーランドからかくれんぼの最中に不幸にも命を落としてしまった男児のニュースが届いた。『Metro』などが報じている。


ポーランド北部に位置するスウプスクで6月18日、悲劇が起こった。

自宅で5歳姉とかくれんぼをして遊んでいたマーセル君(3歳)が、浴室に設置された洗濯機の中に入り込むと扉が閉まって出られなくなってしまった。我が子2人が一緒にいる姿を見なくなった両親が心配してマーセル君を探したところ、父親が洗濯機の中にいるマーセル君を発見し、すぐに救急車を呼んだ。

救急隊員が駆けつけた頃には既にマーセル君は危険な状態にあり、救急隊員がおよそ1時間半にわたって蘇生措置を試みたが、危険な状況を脱することができず近くの病院へ搬送した。しかし残念ながら6時間後に死亡が確認された。

地元メディアによると、地区検察官は今回の件を「不慮の事故」としており、検死の結果でマーセル君は洗濯機の中で酸素不足により窒息したことが判明した。
なお昨年8月には、ウクライナで姉とかくれんぼをして遊んでいた7歳男児が洗濯機に入り込み抜けられなくなったため、駆けつけた救急隊員がオイルを使って男児を無事に救出したニュースが伝えられた。

画像は『Metro 2018年6月27日付「Boy, 3, dies after getting locked in washing machine playing hide and seek」(Picture: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)