
このほど故コリー・モンティスの母アンさんが米『PEOPLE』の取材に応じ、2013年夏の息子の死をこのように振り返った。
「リアから電話があったの。彼女は泣き叫んでいたわ。」
「リアは大声を張り上げて『本当なの? コリーのこと、本当なんですか?』って。私は『コリーがどうしたの?』って答えたわ。まだ何も知らなかったから。するとその後に警察が家にやって来たの。」
そしてコリーの死を知った母アンさんは…。
「茫然としてしまって…感情もなにも麻痺したような状態になってしまったの。」
「事実なのは理解できた。でも自分に嘘をつくことがあったわ。『コリーは今ロスにいて、じきに電話をくれるはず』ってね。」
「大事な人を亡くすと、生きる目的を失ってしまうものなのよ。」
今も悲しみから立ち直れずにいるアンさんは「息子はお嫁さんや子どもを欲しがっていたというのに」と漏らし、「あの子なら、素晴らしい父親になっていたはず。多くのことを成し遂げたんだから」「これからと言うときだったのに…死にたくなんかなかったはず。でも息子は永遠に人々の心に残ることでしょう」とも話している。
一方でリアはいくつかの恋を経て今年の春に恋人と婚約したが、コリーは彼女との結婚も子どもを持つ夢も叶えぬまま、あまりにも早く旅立ってしまった。なおコリーの死因は「ヘロインとアルコール摂取による混合薬物中毒」であったが、本人は生前にリハビリ施設に入所し、治療にも前向きだったという。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)