発売前のブレンド米を試食したマツコ・デラックスは、「(北海道の米の名称)“ななつぼし”と“ゆめぴりか”のいいとこ取り」「うまい! こってり(したおかず)にも、さっぱりにも合う」と味を絶賛、おかずが無いにもかかわらず一粒残さずに茶碗一杯を食べ終えた。しかしそのブレンド米の名称がアンベールされて「ごうぐみ」と発表されると「はあ?」と絶句。そして「ひどいわよ。何このひどい名前。何なのよ、組合みたい」「今まで(“ななつぼし”と“ゆめぴりか”など)ちょっとかわいい系だったじゃないよ」とこれまでと路線の違うネーミングにピンと来ないようでダメ出しを連発し続け、とうとう「こちらに関しては責任を放棄します」と宣言した。
それでもイメージキャラクターとして気を取り直したのか、「味は美味しかった。名前はひどい。もう仕方ない。これを宣伝するしかない」と覚悟を決めて「いいやつは最初は拒絶反応が出ます。そういうものよ」「こんな勇ましい(名称が入った米の)袋を買うのはハードルが高いと思いますけど、勇気を持ってください。一回買って! 名前で選ばないで!」と必死に訴えた。
試食中には、「歳を取ると変なところに入るのよ」と何回もむせて咳き込んだマツコ。毎回食事のときにむせるため「それもあって“死”を感じるのよね。だって水飲んでもむせるんだもん」とぼやいた。今年も11月に入ったが、マツコは「今年、体感ではまだ2か月なのよ。一年が2か月の体感で過ぎるってことは、あと30年生きるとして体感でいったらあと60か月、5年よ。だから穏やかに米食って死のうと。
「今年は北海道の農家の方は大変だったのよ。大変だったけど美味しくできて良かった」と北海道の米生産者を労ったマツコ・デラックス。そんなマツコが初対面のリリー・フランキーと共演する北海道米『ななつぼし』の新TVCMは、10日から関東・東海・関西で放送予定。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)