ペットを飼育放棄した女に下された判決に疑問の声

記事まとめ

  • スコットランドで、19匹の犬を含む合計63もの動物の飼育放棄により逮捕・起訴された女の裁判が行われた。
  • 猫やアヒルの死骸などが散乱するなか、犬だけは19匹とも健康状態は良好だったという。
  • 判事は、犬以外の動物飼育を向こう10年間禁ずることをスミスに命じ、6か月後の8月6日の出廷を命じたが、犬だけは飼育を許可されたという事実に疑問を抱く人も少なくない。

複数のペットを飼育放棄した女 10年の飼育禁止令も、判事「犬は飼ってもいい」(英)

複数のペットを飼育放棄した女 10年の飼育禁止令も、判事「犬は飼ってもいい」(英)
栄養失調状態だった猫と飼育放棄していた女(画像は『Evening Express 2019年2月7日付「North-east woman admits ‘disgusting’ neglect after five cats left to die」(Scottish SPCA)』のスクリーンショット)
多くのペットを無責任に放置し、複数の猫やアヒルを餓死させ逮捕された女の裁判が、このほど英スコットランドで行われた。法廷では判事がこの無責任な飼い主に10年間の動物飼育禁止令を言い渡したが、犬の飼育は認めるという判決を下したことで、世間からは疑問の声があがっている。

スコットランドのアバディーンシャー、アバーチダーに住むミッシェル・スミス(36歳)は2018年7月から8月の間、飼育放棄により飼っていた子猫やアヒルを死なせた罪5件で逮捕・起訴された。

スミスは当時、自宅敷地内に19匹の犬を含む合計63もの動物を飼っていたが、それらのペットが適切な世話を受けていないことを知った人物がヘルプラインに密告したことがきっかけで、昨年8月28日にSSPCA(スコットランド動物虐待防止協会)の捜査官がスミス宅を訪問した。

現場を訪れたアリソン・シンプソン捜査官によると、自宅敷地内のうさぎ小屋には2匹の仔猫の死骸があり、8匹の餓死寸前の仔猫がいたという。また、住処として使用されていない住宅用キャラバンの中には3匹の猫と2羽のアヒルの死骸、栄養失調状態の猫13匹とアヒル5羽に加えて11羽の痩せ細った鶏が発見された。生きていたこれらのペットはいずれも極端な栄養失調状態にあり、最大6週間も餌を与えられず放置されていたようだ。

「うさぎ小屋には猫用のトイレもなく、3つのトレーの1つには腐った餌が入っており、2つは糞尿まみれでした。生後4~5週とみられる仔猫らは、メッシュのドアに爪を立てて小屋から出たいと言わんばかりの様子でした。仔猫らはみな痩せ細り、汚れて濡れていました。キャラバン内も悪臭が凄まじく、酷い状態でした。ここで発見された猫たちも極度の栄養失調に陥り、慢性的な目の問題や歯肉炎を患い、耳ダニがわき毛並みは荒れ、部屋同様排泄物にまみれていました。ペットたちは新鮮な水や餌も与えられておらず、2羽の鶏はうずくまって病気になっているようでした。獣医によると鶏も、少なくとも7日間は満足に餌を与えられていないとのことでした。アヒルも同様の状態でしたが、死んでいた2羽に関してスミスは『飼っている犬のうちの1匹に攻撃されて死んだ』と話していましたが、死骸は放置されたままでした。こうした状況は一日では起こり得ないし、同時に容易に避けられることができた事態だと感じました。犬以外の生きていたペット全てをSSPCAのバンで運び、保護しました。」...続きを読む

あわせて読みたい

TechinsightJapanの記事をもっと見る 2019年2月11日の国際総合記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

新着トピックス

国際総合ニュースアクセスランキング

国際総合ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

海外の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

世界の経済情報、政治、外交、宗教や事件など世界中の情報をお届け中。