経済評論家の勝間和代氏が、2月18日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)を最後にテレビ番組への出演を控えることとなった。ブログによるとテレビ出演は「0」にはならないようだが、バラエティ系の番組からは卒業すると決めたようだ。


25日の『勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ』には、バラエティ系の番組から卒業した現在の心境が綴られている。「好感度を上げる」「番組制作側の希望に沿って演じる」という世界から足を洗うと、生産性が上がり心が晴れ晴れとしたそうだ。

バラエティ系のクイズやトーク番組にも出演していた勝間和代氏だったが、数年前からこのようなタレント活動はやめたいと思っていたものの踏ん切りがつかなかった。それはよくテレビで見かける講師の場合、主催者が集客費用を削減できるので講演料が3倍から5倍に跳ね上がるからだ。テレビの出演料そのものより、こちらのメリットが大きかったのだ。

また、近年は“バネ指”(指に発症する腱鞘炎の一種)に悩まされ執筆活動に支障をきたすようになり、「同じ労働量や準備で5倍の収入単価が手に入るのであれば」と講演料のためテレビ番組への出演を続けてきた勝間氏。しかしバネ指も手術をして問題なく指が動くようになり、音声入力もあるのでコツコツと活字で情報を伝える道を選び、講演料のためにテレビ出演をする“悪い見返り”を切ったそうだ。

コメント欄には「確かに勝間さんはテレビよりもウェブや書籍の媒体のほうが数百倍、理知的で素敵な感はある」「個人的には、ラジオをやって欲しい」「YouTuberデビューも視野に入れて欲しい。しゃべり方好きなんで」「講演料のくだり…ほんと率直な方だなぁ」と、彼女のバラエティ系番組からの撤退は賛成―とする声が多数寄せられている。

画像は『勝間和代 2017年12月7日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)
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