中学校を卒業して上京するまでは、出生地である神戸で暮らしていた戸田恵梨香。両親は、ピアノ、書道、ジャズダンスと彼女が興味を示した習い事は可能な限りやらせてくれたという。幼い頃から人気ドラマのNGシーンを集めたテレビ番組が大好きで、これをきっかけに小学生の高学年になると芸能関係の仕事がしてみたいと思うようになった。するとある日突然、父親に「これからオーデションに行くぞ!」と大阪の芸能事務所に連れて行かれ、見事に合格。上京するまでこの事務所のお世話になったそうだ。
そんな戸田は、習い事の発表会など大勢の観客の前にして舞台に立つことが大好きだったと語ったものの、学校の勉強はどの教科も嫌いだったと笑う。
だが女優として仕事を始めると壁にぶつかり、たくさんの心理学や哲学の本を読み漁り日々勉強をしたという。今では「勉強が大好きになった」と言えるほど学ぶことへの意欲が高まり、何より楽しそうなのが印象的であった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)