NGT48山口真帆“卒業”公演で方向性を誤った48グループ イメージ回復に暗雲

NGT48山口真帆“卒業”公演で方向性を誤った48グループ イメージ回復に暗雲
NGT48卒業公演でそれぞれに手紙を書いた菅原りこと山口真帆(C)AKS
新潟市・NGT48劇場にて5月18日、『「太陽は何度でも」公演~菅原りこ・長谷川玲奈・山口真帆 卒業公演~』が行われた。山口真帆が昨年12月にファンを名乗る男性2人から自宅マンションで顔を掴まれるなどの暴行を受けた事件を巡り、山口は運営の対応などに不満を訴えていたが、自ら卒業を選ぶしか道はなかった。山口に寄り添い続けた菅原と長谷川も卒業を発表していた。

今回の卒業公演では秋元康が新曲『太陽は何度でも』を書き下ろしたほか、NGT48『Maxとき315号』やAKB48『ファーストラビット』、渡り廊下走り隊『完璧ぐ~のね』など48グループのナンバーを中心にパフォーマンスしたが、そのなかで異彩を放った欅坂46の『黒い羊』からは山口真帆たちの本音が垣間見られた。

NGT48を運営するAKSはチーム制を解体した「1期生」「研究生」による新体制で再スタートを目指しており、「厄介者」が卒業すればそれに集中できると考えているのかもしれない。

ただ、暴行事件の被害者である山口真帆が卒業すれば事件の真相から遠のくばかりであり、もしAKSや第三者委員会が真相を握っているならばそれを打ち明けるきっかけを手放したようなものだ。

そうした意味でAKSが山口真帆を卒業するしかない状況に追い込んだのは、方向性を誤ったと言えるだろう。NGT48が再スタートしようにも“真相は藪の中”のままでは、新潟市やスポンサーが「再契約」してくれるとは思い難い。

さらに48グループの認識も甘いと言えるだろう。NGT48問題の余波はAKSが運営するHKT48のみならず、そうではないSKE48やNMB48、STU48ですら世間の持つイメージに悪影響を及ぼしていることは否めない。

NGT48についてもっと真摯に考えなければ48グループ全体のイメージ回復も難しいだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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