1970年代後半を代表するスーパーアイドルだった大場久美子。TBS系のテレビ番組『コメットさん』(1978~1979年)で務めた2代目コメットさんが決定打となり、プロマイドの売上げが2年連続1位になるほど絶大な人気を博したのだ。だが彼女は1979年10月、日本武道館で女性アイドル初の「さよならコンサート」を開催し「私は女優の世界にお嫁に行きます」と言い残してアイドルとしての歌手活動に別れを告げた。
そんな大場は50歳を過ぎてから、番組の企画でダイエットに挑戦している。25日の『大場久美子オフィシャルブログ「大場久美子の“エトセトラ”」』によると、このダイエットはかなり過酷だったと振り返っている。その後水着グラビアの仕事が入り54歳で素晴らしいビキニ姿を披露したが、アラフィフでのダイエットやスタイルの維持は並大抵の努力ではなかったはずだ。
当時「還暦水着グラビア」の話もあったことから、大場はさらに体型を維持しなければならなかった。痩身エステにも通い、筋トレも続けたが度重なるケガでトレーニングを中断した。すると体重が増加傾向になり、食べ物を口にするたびにカロリーや体型を気にするようになってしまったという。そんな日々が4年間続いたのだが、この一年はダイエットをすることに疲れを感じるようになり、さらに大場を悩ませたのは来年1月で還暦を迎えるのに「還暦水着グラビア」の仕事が全く具体化しないことだった。「本当にオファーくるのだろうか」「オファーがきたとしても、さらに体を絞ることに耐えられるのか」と自問自答する毎日だったのだ。
そして28日に突然、大場久美子のブログに「ブログ&Facebook、しばらくお休みさせていただきます」との告知と「オンエア等のお知らせは、スタッフからご案内させていただきます」と簡単な挨拶文が掲載された。休止に至った理由は書かれていないものの、長年のダイエットで精神的な疲労が溜まっていたのは確かなようである。十分に休養し、また明るい笑顔を見せてもらいたいものだ。
画像は『大場久美子 2019年6月25日付オフィシャルブログ「水着グラビア」』『大場久美子 2018年2月13日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)