AKB48、HKT48、NGT48を運営する株式会社AKSの取締役で運営責任者だった松村匠氏が7月2日に退任していたことが報じられた。松村氏は3月にNGT48暴行被害事件について第三者委員会が調査報告の発表会見を行った際、当事者である山口真帆からツイートで反論されてしどろもどろになり炎上すると、それ以来事件について発言することはなかった。
今回の取締役退任はNGT48問題に絡むものと思われるが、完全に身を引いたわけでなく、その異動先が大きな反響を呼んでいる。

松村匠氏が韓国と日本の合同グループIZ*ONEの責任者になったからだ。IZ*ONEにはHKT48から宮脇咲良と矢吹奈子AKB48チーム8から本田仁美が参加している。

IZ*ONEファンのツイートによると、「アイズワンに関わらないでほしい! なんでこんな問題児を 勢いある大切な時期のアイズワンに マジで止めてほしい!!」、「IZ*ONEにこの不安要素満載の人加入して欲しくないなぁ~ メンバーのみんなはプロフェショナルだと信じてるので、いつも通りにちゃんと活動して欲しい」と感じているようだ。

他にも「逃げたのか? 逃げられると思ってるんだ? その考えが甘いと思うな~」、「松村匠さん宿題放置して逃亡。今度は管理能力不足でIZ*ONE潰すの? 責任とれない責任感のない奴が新しい仕事しちゃダメでしょ? 就活してる学生でもわかるよw」などの声が見受けられた。


AKSは新たにコーポレートサイトを立ち上げており、7月1日にはNGT48公式サイトにて早川麻依子劇場支配人名で「一連の出来事を踏まえ、私どもが取り組んでいる対策などについて」と「NGT48メンバーのセキュリティ対策の強化」、「送迎対策」、「NGT48メンバーのメンタルケアの体制強化」など7項目を公表している。

そうした流れや松村匠氏の異動から、AKSがNGT48の再生に本腰を入れてきたことが伝わってくる。ただ、山口真帆が暴行被害を受けた事件の真相を追求してファンが納得する対応をしない限り、「アイドル」としての明るさは戻ってこないだろう。そして松村氏にも「無責任」のイメージがついて回るばかりだ。

画像は『official_IZONE 2019年6月29日付Twitter「[#OMYIZ]IZ*ONE 1ST CONCERT <EYES ON ME> in TAIPEI」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)