昨年は生駒里奈や若月佑美、西野七瀬など8名が卒業した乃木坂46だが、今年も衛藤美彩、伊藤かりん、斉藤優里そして初代キャプテンの桜井玲香とすでに4人が卒業している。そんななか井上小百合が卒業発表して、まさに“卒業ラッシュ”が止まらない状況だ。
ただ、井上小百合としては「奇跡のような、最高の居場所でした この経験を決して無駄にしないように、出会った人たちに全ての感謝の気持ちを込めて前へ進みたいなと思ってます」と貴重な時間を過ごせたことに感謝していた。
東京都出身で慶應義塾大学に通う現役女子大生でもある山崎怜奈は、埼玉県出身の井上小百合の1期後輩で年齢も2歳下と接点は少なそうだが、実はアイドルになる前から交流する関係だ。
山崎がブログで「祝15周年!」と題してクイズ番組『Qさま!!』のことなどに触れた後で「そして、旧友いのうえさゆりさんへ」と切り出したのは、どう話していいものか整理がつかなかったからだろう。
乃木坂46に入る前、井上は高校2年生の時に『日テレジェニック2011』候補生としてベスト妹賞を受賞するなどの経験をしつつも、福祉系大学を目指して受験勉強する。そんななか雑誌で知った乃木坂46の1期生オーディションに応募、2011年8月21日に合格している。
山崎は井上とのことを「あなたに出会っていなかったら、勉強に明け暮れていた中学時代の合間にあれほど熱心に舞台を観に行くこともなかったかもしれません」と振り返っているので、『日テレジェニック2011』受賞前から交流していたようだ。
「あなたが乃木坂46に入っていなかったら、我が母も娘に黙ってオーディションに応募することも無かったでしょうし、そもそも当時まだ結成したばかりだった『乃木坂46』というアイドルグループの存在すら、まったく知らなかったでしょう」と明かす山崎怜奈。
さらに「たくさん感謝しています。でもお仕事の場が変わるのはまだ先の事だし、元々の出会いも友達だから、これからもそんなに変わらないと思う」と2人の絆に変わりはないことを再確認するのだった。
メンバーが次々と卒業するのは寂しさと応援する気持ちが入り混じるのだろうが、山崎にとって井上の卒業は特別な感慨があったのではないか。
そんな山崎の投稿には「いのうえさゆりさんへのメッセージ滅茶泣けます! 読んでくれるといいですね…」、「さゆにゃんとれなちの関係は最高ですね!」、「ひとつだけ願いが叶うならば、2人がデュエットで歌っている姿を観たい。叶うといいなって思ってます」などのコメントが寄せられている。
ちなみに井上小百合は10月18日より主演舞台『フラガール -dance for smile-』が上演スタート、来年は3月13日からミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』に出演と活動は順調で、その千秋楽を終えてから乃木坂46を卒業する予定という。
画像は『井上小百合(乃木坂46) 2019年5月19日付755』『乃木坂46 2019年10月8日付Twitter「【ブログ更新 山崎怜奈】祝15周年!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)