吉本芸人の“男前”と“ブサイク”を決定する『よしもと男前ブサイクランキング』が4年ぶりに復活する。この開催発表会見が23日に東京渋谷・ヨシモト∞ホールにて実施され、ランキング入りが注目されるほんこん(130R)、アインシュタイン、EXIT、おばたのお兄さん、レインボーが登場した。
男前ランキングでの本命とも言われる兼近大樹(EXIT)が「男前」について私見を語った。

2000年から開催された同ランキングでは、「男前」に田村亮徳井義実井上聡藤原一裕綾部祐二が3年連続で1位に輝き殿堂入り、そして「ブサイク」ではほんこん、岩尾望山里亮太マンボウやしろ井上裕介がそれぞれ3年連続で1位に選ばれ殿堂入りしている。2019年のランキングでは、殿堂入りの芸人も対象に本日23日から11月30日まで吉本興業公式アプリ『ラフピー』から投票を受け付ける。


ネオ渋谷系漫才でチャラいキャラでブレイク中の男前の本命と目されている兼近大樹は、「プライベートでもモテるのでは?」と聞かれて「最近めちゃめちゃモテる」と告白。「イケメンだと言われ始めたのが2年前なんですよ。それまで割と虐げられていて、おかっぱ頭で『体中から音を鳴らします』と裸芸をやっていましたし、たった2年でこんなもてはやされ方をして人間って残酷だな…」としみじみ。



「今のスタイルに変更したのは成功だったか」どうかについては「たぶん普通の社会に生きていたら大成功だと思うけど、この世界においては笑いの量は確実に減ったなという感じですね」と芸人目線の発言をした兼近。そこで相方のりんたろー。がルックスでいじられると、「ほら、こっちで笑いとるでしょ。イケメンって振りなんですよ。俺が笑いで勝てることはないなと思うと、今回(1位の賞金で)100万円もらえるといいますけど、『不名誉な称号もらえるからすみません』の100万円だなと思う」と神妙な面持ち。これには周りから「すごいこと言ってるな」「絶対イケメンの方がいい」と声が飛んだ。
ちなみにEXITは「どっちが(100万円)獲っても分けっこしような」と言っているそうだ。


一方で「キングオブブサイク」として登場したほんこんは、今年ライバルとみられている稲田直樹(アインシュタイン)について「俺めっちゃ好きやねん。俺、負けてると思う」と早くも負けを予想。実際に客席にアンケートを取ったところ、出演者のなかで稲田がほんこんを大きくリードしてブサイクのトップだった。稲田は「中学生が僕の後ろから走ってきて、あごをタッチして走っていく。折り返し地点みたいになっています」と明かし、「神様の失敗作だと思うんで、1位取って当たり前かな」と自信満々の様子。
ほんこんは稲田に「今日は嬉しかった。君に100万円取ってもらいたい」とエールを送った。


稲田の相方の河井ゆずるは、会場アンケートで兼近に続き、男前の2位。「稲田の隣ならそりゃ男前に見えるわ」と突っ込まれると「その効果をフルに活用してなんとか食い込んでいきたい」と闘志を燃やした。


他にもおばたのお兄さんは「僕がブサイクだったら小栗旬さんに対してブサイクと言っているのと同じこと」、レインボーのジャンボたかおは「目が長瀬(智也)さんに似ていると母親に言われる」、相方の池田直人は「吉本坂46でセンターやらせてもらっている。ここでビシッと取らないと」とそれぞれ意気込んでいた。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)