83歳でありながら性生活を存分に楽しみ、デートアプリ「Tinder(ティンダー)」をフル活用してきた女性が、ここにきてある決意を固めたようだ。女性が心から求めているのはお遊びでない“真のパートナー”で、35年のシングルライフに終止符を打ちたいという。
『Barcroft TV』『New York Post』などが伝えている。

米ニューヨーク在住のハッティー・ウィーナーさん(Hattie Wiener、83)は子供2人を育て上げ、3人の孫がいるおばあちゃんでもある。50代で離婚して以来シングルライフを楽しんできたが、年を重ねるごとにデートをする男性はどんどん若くなり、ティンダーの助けもあって好みの若い男性を探すのに苦労したことはないようだ。

今年10月に出演したトークショー『Dr. Phil』では「1週間に平均3人の男性と‟安全な”性的関係を持っていた」と語っていたハッティーさんだが、それから2か月も経たない『Barcroft TV』でのインタビューで「ティンダーでのデートはもうおしまい。私のことを本当に愛してくれる真のパートナーを見つけたい」と明かし、再び注目されている。しかも「パートナーは自分より20歳下を希望しているの」と言い、次のように述べた。


「お互いに燃え上がるような、そんなパートナーが欲しいの。60代のね。今までティンダーで出会った男性とはみんな一晩限り。夜を楽しんだら、それっきり連絡がないの。私はきちんとお付き合いしたいと思って好みの男性とマッチングするのに、結局それっきりで終わっちゃうのよ。一番若い子は18歳だったわ。」

「今までで一番高齢だったのは60歳の男性。
とても素敵だったけど、私より若い男性が一緒に暮らしてくれるなんてことはないに等しいわね。35年もデートしてるけど、これまで『君なしでは生きられない』って言ってくれたのは元夫だけ。私はそう言ってもらいたいのに、83歳ってだけで相手は去っていってしまうの。」

「ティンダーで結婚相手を見つけたとか、生涯をともにする人に出会えたとか、そんな噂を聞いたからこれまでアプリを使ってきたけど、結局ダメだったわ。夕飯をともにして、気が合えば私の部屋に連れて行くわけ。そしてお互いをもっと知り合うためにベッドをともにするの。でもそれからが続かないのよ。」

「私の人生を『バラエティに富んでいていいじゃない』っていう人もいるけど、私は多くの男性を求めているわけじゃないの。
もちろん年下男性を狙ってきたから“クーガー女”なんて言われたけど、私が求めるのは豊かな性生活よ。」

ハッティーさんは元作業療法士でダンサーとしても活躍、これまでにもリアリティーショーなどに出演しては派手な性生活についてあからさまに語ってきたが、ここにきてある決意をしたという。

「ティンダーで多くのことを学んだわ。自分を見つめなおすいい機会でもあったの。でもこれからは“正統派の出会い系サイト”で真のパートナーを探すことにしたのよ。」

アクティブなハッティーさんのアドベンチャーはまだまだ続くようだ。

画像は『Barcroft TV 2019年11月26日公開 YouTube「‘Tinder Granny’ Quits Dating App To Find Love | EXTREME LOVE」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 A.C.)