武漢市の医師、おむつ着用で診察「替えの防護服はなし。時間もない」<動画あり>

武漢市の医師、おむつ着用で診察「替えの防護服はなし。時間もない」<動画あり>
防護服姿で働く医療関係者(画像は『LADbible 2020年1月25日付「Wuhan Doctors Fighting Coronavirus ‘Wearing Adult Diapers’ Because They Don’t Have Time To Use The Toilet」』のスクリーンショット)
中国国家衛生健康委員会(NHC)は、日本時間1月29日14時の時点で新型コロナウイルスの感染者数は6053人、死者数132人と発表している。感染者が急速に拡大するなか、武漢市内で働く医療関係者の中にはトイレに行く時間さえ確保できず、オムツを着用するものさえいるという。過酷な状況で働く医療関係者の声を『Business Insider』『LADbible』などが伝えた。

中国のSNS「Weibo」や米国政府が出資する『自由亚洲电台(ラジオ・フリー・アジア)』には、次のような医師らの悲痛な叫びがあがっている。

「トイレに行く時間がないし、防護服を脱ぐには時間がかかりすぎる。だから大人用のおむつをはいている。」
「替えの防護服が支給されるかは分からない。医療用マスクやゴーグルも不足している。」
「着用している防護服がダメになったら命の保証はない。」
「自分も感染しているかもしれない。このままでは自分がやられる。」
「無力感と孤独を感じる。もう限界。」
「中国政府の発表は全くのデタラメ。実際の感染者数は想像を絶するほど多いはず。」
「ベッドが足りない。患者が溢れている。」
「助けて。もう耐えられない。」
「絶望。これ以上どうしろというのか。」
「政府の対応には不満。」

患者を助けるという使命を全うする一方で、自分の身を守るために大人用おむつを着用し、精神的にも肉体的にもギリギリの状態で闘っているのだ。

25日にはスタッフルームと思われる場所で、椅子にへたり込んだ医師が「もうこれ以上は無理よ」と泣き叫ぶ姿も投稿されており、冷静でいなければならない医師がストレスを爆発させる様子に同情の声が多数見受けられた。北京をベースに活躍するセラピスト、キャンディス・クインさんは「医師らは疲労困憊しています。患者も大切ですが、彼らも一人の人間であることを忘れてはなりません」と語り、増え続ける感染者に対応する医療関係者のケアを早急に進めるべきだと述べている。

中国政府はこれまでに医療関係者6000人を武漢市に派遣しているものの、愛する人を送り出した家族らは「戦場に送り出す家族と同じ気持ちだ。彼らが元気に戻ってくる保証はない」「わざわざ死なせに行くようなもの」と涙を流し、「私たちは失望している」「政府の対応は納得できない」「早く何とかして」と悲鳴をあげている。



画像は『LADbible 2020年1月25日付「Wuhan Doctors Fighting Coronavirus ‘Wearing Adult Diapers’ Because They Don’t Have Time To Use The Toilet」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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