
ロシア西部ブリャンスク州ジューコフカ(Zhukovka)に住むヴァレリア・マカロワちゃん(Valeria Makarova、12)は先月、腕時計のコイン型リチウム電池を誤飲してしまった。両親はすぐに娘を地元の病院に連れて行ったが、医師は「自然に排出されますから問題ないでしょう」とだけ伝えて帰宅させていた。
数日後、ヴァレリアちゃんは吐血して苦しみ出したことから驚いた両親は別の病院へ連れて行った。医師はレントゲン検査を行ったが誤飲した電池を発見することができず、ヴァレリアちゃんの容態は悪化。この時すでにコイン型リチウム電池は食道に癒着しており、ヴァレリアちゃんは誤飲してから1週間後に心停止で亡くなってしまった。
一家の友人によると、ヴァレリアちゃんは腕時計の電池を交換していた際に、反射的にコイン型リチウム電池を口に入れて飲み込んでしまったという。酷く苦しんだ末に死亡したことも分かっており、「速やかな摘出ができていればと悔まれる。これはあまりにも悲劇的な事故だ」と語っている。
電池誤飲の危険性はともかくとして、12歳が何故?と思ってしまった。