アシュトン・カッチャー、ビリー・アイリッシュ「“All Lives Matter”ではなく“Black Lives Matter”であるべき」

アシュトン・カッチャー、ビリー・アイリッシュ「“All Lives Matter”ではなく“Black Lives Matter”であるべき」
“Black Lives Matter”の背景にある意味を述べたビリー・アイリッシュ(画像は『BILLE EILISH 2019年12月30日付Instagram「still here」』のスクリーンショット)
       
ジョージ・フロイドさん殺害事件でスローガンに掲げられている“Black Lives Matter”。「黒人の命は大切」という意味だが、一部からは“All Lives Matter”「全ての命は大切」とするべきでは―との声があがっているのも事実だ。こうした意見に人気シンガーのビリー・アイリッシュや俳優アシュトン・カッチャーがなぜ“Black Lives Matter”であるべきなのか、その理由を語っている。

先月25日、白人警察官による人種差別と非人道的な暴力行為によりアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが死亡した事件。これを受けて多数のセレブ達がSNSで署名を呼びかけたり、多額の寄付を行うなどして次々とアクションを起こしている。そんななか米音楽業界が2日、人種差別に抗議しストライキ“Blackout Tuesday”(ブラックアウト・チューズデイ)を決行すると発表、この動きに賛同したハリウッドセレブらは次々とSNSに黒一色の画像を投稿した。

俳優アシュトン・カッチャーも自身のInstagramに黒い画像を投稿した1人だが、アメリカ国旗の画像に「BLM(Black Lives Matter、黒人の命は大切)」と言葉を添えたところ「“All Lives Matter”(全ての命は大切)とすべきではないのか?」との意見が多数寄せられたという。アシュトンは米時間2日に再びInstagramを更新すると、“#Blm vs #Alm”(“黒人の命は大切 vs 全ての命は大切”)とのメッセージとともに短い動画をアップ、なぜ今スローガンが“Black Lives Matter”でなければならないのか、その理由を涙ぐみながら訴えた。

「“All Lives Matter”とうたっている人達は、きちんと(現実を)理解する必要があると思う。僕達は『どの命も大切』であることは十分わかっている。」
「“All Lives Matter”とうたっている人達は、世の中には黒人の命を何とも思わない人達が存在する―という事実をしっかり理解する必要があると思う。だからこそ、僕にとっては“Black Lives Matter”なんだ。」

時折声を詰まらせて涙をこらえながら、このように力強く語ったアシュトンの動画には、

「私は今までずっと“All Lives Matter”派だったけど、今日あなたの動画を見て、あえて“Black Lives Matter”と叫ばなければならない理由がよくわかったわ。」
「僕達黒人の声を代弁してくれてありがとう!」

など1万4000件を超えるコメントが寄せられ、動画は310万回を超える再生回数を記録している。

一方、若者を中心に絶大な人気を誇るシンガーのビリー・アイリッシュは、Instagramに4枚にも及ぶ長文メッセージを投稿、「あともう1回でも、白人が“All Lives Matter”ってフレーズを口にしたら、マジでブチ切れるから!」と不快感をあらわにした。アシュトン同様、一部の「“All Lives Matter”とすべきではないのか?」の声に苛立ちを隠せない様子のビリーは、

「誰もアンタの人生は大切じゃないとは言ってないし、アンタの人生が大変じゃないとも言ってない。」
「何でもかんでも自分中心だと思うな。」

と怒りをあらわにしており、なぜ“Black Lives Matter”でなければならないのか、その理由を「子供に話すように説明してやるよ」と続けた。

「友達が腕に切り傷を作ったとする。そうしたらアンタはまず友達全員に絆創膏を配るのか? 全員の腕が“大切”だから? 違うよな。痛みを抱えて、助けを求めて、血を流している友達を救うはずだ。」

「もし誰かの家が火事になって、中に人が閉じ込められていたら? 消防車を呼んで、最初にその通りの家全部に消防隊員を送る? 全ての家が“大切”だから? 違うだろう! 他の家は消防隊員の助けなんて必要ないんだよ。」

「白人は肌の色が白いってだけで、社会から優遇されてるんだ。貧しくても、苦しくても、自分が思うよりずっと、白人は恵まれているんだよ。」

ビリーはこのように、アフリカ系の人達が日常的に直面する生きづらさを知ろうともせずに、“全ての命は大切”と一括りにしようとする白人を一喝、長文メッセージの後半はほぼ全ての文字を大文字にして

「今は(黒人が受けてきた)数百年に及ぶ迫害にフォーカスするとき」
「“黒人の命は大切”ってスローガンは、『他の人種の命は大切ではない』っていう意味じゃない」
「このスローガンは、黒人の命を何とも思わない、社会のそういう風潮に警鐘を鳴らしてるんだ!」
「“黒人の命は大切”、“黒人の命は大切”、“黒人の命は大切”、何度だって、繰り返し言ってやるよ」
「“ジョージ・フロイドに正義を”」

と声高に訴えている。

若干18歳の“ティーン・アイコン”による力強いメッセージには、ヘイリー・ビーバーナタリー・ポートマンといったセレブをはじめ多くの人達が賛同、現在635万件もの「いいね!」が集まっている。



画像は『BILLE EILISH 2019年12月30日付Instagram「still here」、2020年5月30日付Instagram「I WANT THINGS TO BE DIFFERENT」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)
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