先月に待望の赤ちゃんが誕生し「究極のキラキラネームをつけた」として物議を醸したイーロン・マスク氏とグライムス。このほど芸能情報メディア『TMZ』はカリフォルニア州ロサンゼルス郡が発行した赤ちゃんの出生証明書を入手、2人が「X AE A-XII Musk」を愛息の正式な名前として登録したことを報じた。


誕生した息子に「X Æ A-12」と珍名を授けた実業家のイーロン・マスク氏とカナダ出身シンガーのグライムス。世間からは「一体なんて発音すればいいの?」「名前の由来を教えて」との声が殺到し、グライムスは「X Æ A-12」「X=未知の変数」「Æ=愛、AI(人工知能)」「A-12=2人のお気に入りの機体SR-71の前身/グライムスの大好きな曲『Archangel』&今年の干支、“庚子”(かのえね)」の意味が込められていることを説明、イーロン氏は「Xはエックス、 Æはアッシュと発音する」と明かしたものの、「2人が先を行き過ぎていて、ついていけない」「マニアックすぎる!」とさらなる反響を集める結果となった。

さらにこの珍名が「数字や特殊記号、絵文字などは人名に使用できないというカリフォルニア州の法律に反するのでは?」と指摘され、もしグライムスがカリフォルニア州で出産していた場合は「息子の出生証明書の記載はどうなるのか?」と注目が集まった。その後、先月末に名前の表記を「X Æ A-12」から「X Æ A-Xii」へと少しだけ変更した2人、グライムスは「ぶっちゃけ、こっちの方が見栄えがいいわね」と明かしていた。

そしてこのほど芸能情報メディア『TMZ』が、カリフォルニア州ロサンゼルス郡が発行したイーロン氏とグライムスの愛息の出生証明書を入手、2人が「X AE A-XII Musk」の名を正式に登録したことを伝えた。証明書には赤ちゃんのファーストネームとして「X」が、ミドルネームに「AE A-XII」、ラストネームにイーロン氏の名字「Musk」が記載されている。


最終的に「X AE A-XII」という名前に落ち着いたようだが、グライムスは先月『Bloomberg』のインタビューにて愛息のことを“リトルX”のニックネームで呼んでいると明かしていた。

両親から「未知の変数」という壮大かつ大きなポテンシャルを秘めた名前を授かったエックスくん、果たしてこれからどんな大人へと成長していくのか非常に楽しみである。

画像2枚目は『Elon Musk 2020年5月4日付Twitter「Replying to @flcnhvy @TeslaGong and 2 others」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)