現地時間21日、英王室メンバー達が父の日にちなんだ複数の写真を公開した。チャールズ皇太子の幼少期やウィリアム王子、ヘンリー王子とのスリーショット、そしてキャサリン妃のキュートな少女時代の写真にいたるまで未公開写真の数々が王室ファンを喜ばせた。


英時間21日、父の日にまつわる写真公開の先陣を切ったのは、チャールズ皇太子とカミラ夫人の公式SNS「クラレンス・ハウス」だ。

「ファザー、ダッド、ダディ、あるいは“パパ”、どんな呼ばれ方であっても、あなたが素敵な父の日を迎えられることを願っています!」

そう綴られたメッセージとともに、3枚の写真をアップしたチャールズ皇太子夫妻。1枚目は父エディンバラ公フィリップ王配に抱っこされた自身と、エリザベス女王の腕に抱かれる妹アン王女とのモノクロ家族写真だ。これは現在チャールズ皇太子が暮らすクラレンス・ハウスで1951年に撮影されたものだという。


2枚目はウィリアム王子ヘンリー王子とお揃いのポロシャツを着たスリーショットだ。こちらは2004年7月、英グロスターシャー州サイレンセスターで開催されたポロ試合会場にて撮影されたもので、ダンディなグレーヘアのチャールズ皇太子は当時56歳、22歳のウィリアム王子と19歳のヘンリー王子との若々しい姿が写っている。


エリザベス女王の公式SNS「ザ・ロイヤル・ファミリー」は、モノクロ写真を5枚一挙公開している。なかでもサングラスをかけ、ブレザーのポケットに両手を突っ込む迫力満点の父フィリップ王配とは反対に、そんな父を怪訝な表情で見つめる幼いチャールズ皇太子の写真が印象的で、シャイで内気な少年だったというエピソードを裏付けるような1枚である。


ウィリアム王子・キャサリン妃が公式SNSにアップしたのは、それぞれの父親とのツーショット写真だ。ハンチング帽をかぶり父の肩に腕を回すウィリアム王子と、そんな息子に頭をもたげて寄り添うチャールズ皇太子。優しい笑顔を浮かべる2人の最高の瞬間を捉えたこの写真は昨年12月、ノーフォーク州サンドリンガム御用邸の一角でキャサリン妃によって撮影された写真だという。

そして今回王室ファンを最も喜ばせたのは、少女時代のキャサリン妃と父マイケル・ミドルトンさんとのツーショット写真だ。
ワイルドなあごひげを生やしたマイケルさんの膝に、三つ編み姿で座る幼いキャサリン妃。親子で揃えたチェック柄のシャツ&ジーンズも素敵で、この写真のキャサリン妃には妃の次男ルイ王子が「ウリ二つ!!」との声が多数あがっている。


ちなみにキャサリン妃は、英国の母の日だった3月下旬にも母キャロルさんに抱っこされた赤ちゃん時代のツーショット写真を披露しており、前髪を厚めに下ろしたボブカットのキャロルさんが「一瞬キャサリン妃かと思った」「若かりし頃のキャロルさんが美しすぎる」と大きな反響を呼んだ。愛情いっぱいで育ててくれた両親は、夫ウィリアム王子の誕生日でもある21日に結婚40周年のアニバーサリーを迎え、妃にとって特別な一日となったようだ。

ちなみにこの日は父の日とは別に、チャールズ皇太子やエリザベス女王がそれぞれウィリアム王子とのツーショット写真を公開し、“未来の国王”の38歳の誕生日を祝福した。

画像は『Clarence House 2020年6月21日付Instagram「Whether you are a Father, a Dad, a Daddy or a Pa, wishing you a Happy Father’s Day!」』『The Royal Family 2020年6月21日付Instagram「Wishing you all a happy #fathersday」』『Duke and Duchess of Cambridge 2020年6月21日付Instagram「Happy Father’s Day!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)