最近は“ハンバーグ師匠”こと井戸田潤がピンで活躍しているものの、やはりお笑いコンビスピードワゴンと言えば小沢一敬のロマンティックでナルシストなキャラクターを井戸田が「甘~い」と突っ込むネタが有名だ。そんな小沢一敬がプライベートでお酒を飲みに行った時の粋な振る舞いがTwitter上で明かされ、「甘~い」と注目を集めている。


スピードワゴンの小沢一敬は、2015年1月22日放送のテレビ朝日系『アメトーーク!』の企画「小沢という変人」で人気バンド「SEKAI NO OWARI」に倣って「SEKAI NO OZAWA」というニックネームがついた。それを略して「セカオザ」の愛称で親しまれているが、その言動はある意味「小沢の世界」を思わせることがある。

“ホリエモン”こと堀江貴文さんとは麻雀やリアル脱出ゲームを楽しむ遊び仲間であり、仕事やお金の話は全くしない関係で、知り合った当初は小沢がお好み焼きを奢ったりしたという。ある時、小沢の誕生日におよそ100人が集まって祝ってくれているところに、遅れてきた堀江さんが「全員分だ」と100万円を置いて帰った。小沢はそのエピソードについて「俺もお好み焼き奢ってるし、額じゃない気持ちだから」と、まるでスピワゴのネタのようにコメントしていた。

テレビ美術制作会社に務める会社員で小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』の著者として知られる燃え殻さんは、小沢一敬からよく飲みに誘われるという。
6月30日にTwitterで「毎回だ。粋だが申し訳ない」と小沢から奢ってもらったことをつぶやいており、その奢り方が「セカオザ」らしいのだ。

小沢一敬は「飲まない?」と連絡して店に誘うと、途中で「ベースボールマガジン買ってきて」とメールする。燃え殻さんが店に着いて『ベースボールマガジン』を小沢に渡し、飲み終わると支払いの時に小沢が「雑誌買ってきてもらったから」とひと言添えて飲み代を奢ってくれるという。

「いつか雑誌を買ってきてもらわなければ」という燃え殻さんのツイートに、フォロワーから「ハンバーグ! じゃなくて甘ーい! 小沢さんのそういう話だいすきです!」、「かぁっっっこいいですね! 本当に普段からそういう感じなのかぁ。凄い素敵」、「燃え殻さんもどこかで誰かに同じ様に優しく接しているからわかるんだと思う」などの反響があった。


そんな小沢一敬は徳井義実(チュートリアル)と仲が良いことで知られる。スピードワゴンが1月16日に行われた歴史シミュレーションゲーム『三國志14』の完成発表会に登壇した際、ゲームの説明でMCから「“チュートリアル”も充実しているということで、まさに小沢さん、久しぶりにプレイされる方にもおすすめですね」と振られて小沢は「ビックリしました。“チュートリアル”でいじってるのかなと思いました」と動揺していた。


徳井義実は税金の申告漏れで昨年10月から芸能活動を謹慎していたが、2月24日に活動再開を発表。周囲から「まだ早いのでは?」、「YouTuberになるのか」などの声が聞かれるなか、小沢は同日午後0:15に「人の噂話してるほど時間余ってないよ」とだけツイートして配慮を見せ、「そのとおりさ、オザ」、「オザはただ、大好きな人と かけがえのない一瞬一瞬を 大切に過ごしていればいーのです」と共感を呼んだ。やはり随所で発する言葉が「セカオザ」を感じさせるようだ。


画像2、3枚目は『一敬 小沢 2019年10月18日付Instagram「会ってすぐ全部」、2020年2月16日付Instagram「漫才コンビスピードワゴンです」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)